ぼくが ひゃくねん、わすれずにいるよ――。
安東みきえとミロコマチコが贈る、とっておきの一冊。
島に一頭しかいないゾウガメ。
長く生きるものの宿命として、今までたくさんの友だちと出会っては、見送る、という経験を重ねてきたゾウガメは、そんな思いをするなら、もう友だちなどいらないと思っていた。
だから、毎日、自分の甲羅に乗って、おしゃべりしにくるヒワのことがうっとうしくてならない。
でも、ある日、ヒワの話から、自分と同じくらい長生きの「ゾウ」という生き物の存在を知り、ゾウガメは胸がおどった。
そんなゾウガメのために、ゾウをさがしてくると言って、海のかなたに飛びたったヒワだったが、幾日も戻らなかった。
ゾウガメは、いてもたってもいられなくなり、地響きをたてて、ヒワをさがしまわるが……。
自分の身近にいる、かけがえのない大切な存在に、改めて気づかせてくれる作品です。
【ここがポイント】
・大切な人の存在に改めて気付かせてくれます
・安東みきえさん久々の絵本です
・ミロコマチコさんの大胆かつ繊細な表現が魅力