どこかの国の小さなおうち。
そのお庭のすみっこのできごと。
しろつめくさの子どもたちが、毎日楽しく遊んでいました。
ところが、ある日。
「あたしたち、みんな さんまいよ」
「なんで きみだけ ちがうの?」
自分だけ葉っぱの数が四枚だと言われてから、よつばの子はその違いを気にし始めます。
気づけば、いつもひとりぼっち。
でも、もんしろちょうに、
「あら、あなたの はっぱ、かわいい。おはなみたい」
とほめられ、よつばの子は、勇気を出して、水鏡に映った自分の姿をはじめて見てみました。
(ああ、とっても かわいい)
葉っぱの枚数の違いなんて、頭の中から消えていました。
「わたし、この よつばが すき」。
みんなの前で心からそう言えたよつばの子には、あたたかな笑顔がうかんでいました。
すると、ふしぎなことに、よつばの子のまわりにどんどん友だちが集まってきて、笑顔の輪が広がっていったのです――。
そのまんまの自分を好きになることの素晴らしさを伝える、とっておきの一冊です。