わたしたち日本人は、古くから身の回りのものを文様でかざってきました。そのモチーフは、動植物や月・雲などの自然、くらしの道具や図形など、多岐にわたります。文様の多くには意味があったり、人々の願いがこめられており、季節や行事、目的に応じて使われ、受けつがれてきました。本シリーズは、美しい文様をページいっぱいに展開して視覚的に魅力を伝えるとともに、意味や願いを紹介し、日本の文化や風習に親しみます。文様やモチーフがもつ願いや意味を知ることは、受け継がれてきた人々の想いの文化を知ることにもつながります。また、文様の名前には、独特のことばが用いられ、それらを知ることで、文様をより深く楽しむことができます。本シリーズでは、その代表的な表現を「文様の名前のきまり」として、全巻に掲載しています。たとえば鶴の文様で、丸い形で表すときは「つるのまる」、菱形で表すと「つるびし」、上下に向かい合わせて組み合わせると「じょうげむかいつる」といった具合になり、慣れてくると、さまざまな文様の名前を当てたり、名前を見ただけでどんな柄の文様かを思い描けるようになったりするなど、楽しさも増していきます。全巻の巻末には、お気に入りの文様を紹介できる調べ学習用の「文様しょうかいシート」付き。小学3年国語「文様」の学習にも最適なシリーズであると同時に、美術を学ぶ学生の方、大人の方にも、基本をわかりやすくおさえた入門編として大変役に立つ内容です。
【セット内訳】
(1) 生き物の文様
(2) 自然の文様
(3) 植物の文様
(4) 図形の文様
(5) くらしの文様