防錆油

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防錆油
  • 発売日:2026/08/05
  • 出版社:コロナ社
  • ISBN:9784339047240

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防錆油

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通常価格 3,740 円(税込)
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商品説明
【読者対象】
製造工程で金属部品に防錆油を適用される技術者、防錆油が塗布された金属部品を扱われる技術者をはじめ、防錆油に関わるすべての方々を対象としています。

【書籍の特徴】
防錆油の種類、作用、適用、評価方法から防錆油が関係する金属材料、保管環境、前後工程の影響さらには今後の展望までを解説します。

【各章について】
1章では防錆油の基礎、2章では防錆油が関わる工程、3章では防錆油が適用される金属材料、4章では塗布部品の保管環境、5章では防錆油の性能に影響を与える前工程、6章では防錆油が影響する後工程、7章ではこれからの防錆技術の展望について述べています。付録として、防錆油の選定、適用、管理リストを添付しています。

【著者からのメッセージ】
1998年から現在まで、様々な技術者の方のお知恵を借り、協力いただきながら防錆油に関わる問題の解決、課題の達成に取り組んできました。恩返しの意味も込めて、防錆油が関わるほぼすべての内容について著者の理解する範囲で体系的に執筆しました。
本書が皆様の防錆油に関する問題解決、課題達成の一助となれば幸いです。 
「防錆油」技術を学問とするには原理原則や理論的解釈が不足しており、まだまだ遠いですが、本書を読んで連絡いただき、討論をさせていただきながら防錆油技術を少しでも深化させ、持続可能な社会の実現に繋がれば幸いです。

【キーワード】
防錆油、金属材料、前工程油剤、洗浄、塗布、包装、保管環境、脱脂洗浄、非鉄金属、樹脂・ゴム、油面接着、表面処理、熱処理、絞り成形、せん断、調質圧延
目次
☆発行前情報のため,一部変更となる場合がございます

1.防錆油
1.1 防錆油とは 
1.2 防錆油の成分 
 1.2.1 鉱物油,炭化水素系溶剤 
 1.2.2 防錆添加剤 
 1.2.3 防錆以外の添加剤 
1.3 防錆油の種類 
 1.3.1 指紋除去形防錆油(NP-0) 
 1.3.2 溶剤希釈形防錆油(NP-1, NP-2, NP-3-1, NP-3-2, NP-19) 
 1.3.3 ペトロラタム形防錆油(NP-6) 
 1.3.4 潤滑油形防錆油(NP-7, NP-8, NP-9, NP-10-1, NP-10-2, NP-10-3) 
 1.3.5 気化性防錆油(NP-20-1, NP-20-2) 
 1.3.6 JISに規定外の防錆剤 
1.4 防錆油の働き 
 1.4.1 塗布部品上の推定油膜モデル 
 1.4.2 遮断作用 
 1.4.3 水置換作用 
 1.4.4 可溶化作用 
 1.4.5 そのほかの防錆作用 
 1.4.6 防錆以外の性能の付与 
1.5 防錆油の評価方法 
 1.5.1 指紋除去形防錆油の評価方法 
 1.5.2 溶剤希釈形防錆油の評価方法 
 1.5.3 ペトロラタム形防錆油の評価方法 
 1.5.4 潤滑油形防錆油の評価方法 
 1.5.5 気化性防錆油の評価方法 
 1.5.6 JIS外の防錆油の評価方法 
1.6 防錆油の環境対応 
 1.6.1 法規制 
 1.6.2 作業環境の改善 

2.防錆油の関わる工程,環境
2.1 塗布工程 
 2.1.1 塗布方法 
 2.1.2 防錆油の付着量(膜厚)の測定方法 
 2.1.3 油膜厚さと視認性 
2.2 前工程:洗浄 
 2.2.1 洗浄の重要性 
 2.2.2 洗浄剤 
 2.2.3 洗浄方法 
 2.2.4 乾燥方法 
 2.2.5 清浄度判定方法 
 2.2.6 洗浄時の注意点 
2.3 防錆環境:包装工程 
2.4 防錆環境:保管,輸送,ノックダウン 
 2.4.1 短期保管 
 2.4.2 長期保管,輸送時 
 2.4.3 ノックダウン 
2.5 後工程:開梱工程 
2.6 後工程:接合処理(溶接,油面接着) 
 2.6.1 溶接 
 2.6.2 油面接着 
2.7 後工程:脱脂洗浄工程 
 2.7.1 炭化水素系溶剤による脱脂洗浄 
 2.7.2 アルカリ脱脂剤による脱脂洗浄 
 2.7.3 加熱脱脂 
2.8 後工程:熱処理 
2.9 後工程:表面処理 

3.防錆油の性能低下の原因と対策:材料
3.1 鋼材組成の影響 
 3.1.1 鋼の腐食 
 3.1.2 炭素鋼の金属組織の耐食性 
 3.1.3 微量元素の影響(ハイテン鋼,リサイクル鋼) 
3.2 表面硬化材の耐食性 
3.3 酸化膜の保護性 
3.4 金属組織に注目した電気化学計測法 

4.防錆油の性能低下の原因:環境
4.1 防錆油膜と環境の影響 
4.2 保管場所による温度,湿度の違いの影響 
4.3 大気からの腐食促進物質付着の影響 
4.4 温度上昇による油膜の低粘度化,薄膜化 
 4.4.1 溶剤の揮発による薄膜化 
 4.4.2 溶剤の蒸発による薄膜化 
 4.4.3 部品上の油膜温度の観察 
 4.4.4 流れ落ちによる薄膜化 
 4.4.5 気孔を有する部品内部への濡れ広がり,浸透による薄膜化 
 4.4.6 包装紙への移着による薄膜化 
4.5 酸素,結露水,温度,金属種による防錆油の劣化 
 4.5.1 酸化劣化のメカニズム 
 4.5.2 大気開放部での防錆油の劣化とその影響 
 4.5.3 重ね合わせ部での防錆油の劣化とその影響 
 4.5.4 防錆油劣化油の再生処理の効果 
4.6 防錆油と梱包材 

5.防錆油の性能低下の原因と対策:前工程
5.1 油系前工程油剤混入による性状変化 
 5.1.1 性状変化の原因 
 5.1.2 油剤粘度と洗浄性 
 5.1.3 油剤粘度と大気暴露防錆性 
 5.1.4 性状管理 
5.2 前工程油剤混合時の防錆油の添加剤濃度の推定 
5.3 前工程油剤洗浄時の注意点 
 5.3.1 切削油剤,塑性加工油の影響 
 5.3.2 熱処理油の影響 
 5.3.3 防錆油の影響 
 5.3.4 部品の表面粗度の影響 
5.4 水系前工程油剤による腐食 
 5.4.1 抽出水の分極測定 
 5.4.2 スタック防錆試験 
 5.4.3 腐食センサによる評価 
5.5 水系前工程油剤との反応物の生成 
5.6 水系前工程油剤の残存有無の確認 
5.7 前工程油剤洗浄時の注意点 
 5.7.1 水系切削油剤 
 5.7.2 水系熱処理油剤と水系防錆剤 
 5.7.3 水系油剤に関する注意点 

6.防錆油の後工程への影響と付加価値向上
6.1 防錆油が残存しないことを前提とする後工程 
 6.1.1 防錆油の脱脂時の注意点 
 6.1.2 表面処理:塗装への影響 
 6.1.3 熱処理への影響 
6.2 残存する防錆油の影響はないことが前提の後工程 
 6.2.1 非鉄金属(銅合金,アルミ合金,亜鉛めっき)の影響 
 6.2.2 樹脂,ゴム材への影響 
 6.2.3 油面接着への影響 
 6.2.4 溶接への影響 
6.3 防錆油が付加価値を付与する前後工程 
 6.3.1 絞り成形 
 6.3.2 せん断加工 
 6.3.3 サイジング加工 
 6.3.4 調質圧延 

7.SDGs, LCA, CE, CNに向けたこれからの防錆技術
7.1 工程全体の防錆管理 
7.2 協働体制の整備 
7.3 技術者の育成 

付録 防錆油の選定,適用と防錆管理
A.1 防錆油選定のチェックリスト 
A.2 防錆油適用のチェックリスト 
A.3 防錆管理のチェックリスト 

引用・参考文献
索引
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