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永遠の三島由紀夫

永遠の三島由紀夫

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商品説明
三島研究の第一人者たちが絶賛!
三島由紀夫が若き著者に託した「最後の言葉」とは?

「本書は二つの至純の魂の対話記録であり、
またここから展開される文学論である」
(作家/筑波大学名誉教授)

「幾多の三島由紀夫論を私も読んできたが、
このように感動と戦慄をもって
読んだ本は初めてである」
(文芸批評家――富岡幸一郎)

***********

著者の執行氏は高校時代、
すでに作家としての地位を確立していた
三島由紀夫氏と出会い、
それから世代を超えて
文学論を交わす仲となった。
そして、著者が大学1年の時、
三島由紀夫氏の自決の日を迎える。

本書はそれまでの4年にわたる
二人だけで交わした文学論であり
人生論の実録だ。

二人だけの「私信」であるがゆえ、
長く秘されてきたが、
混迷する現代の日本に
三島氏の目指した境地を伝えるべく
生誕百年のこの機に出版に踏み切った。

最晩年の三島が思い描いていたこと、
そして、若き日の執行青年に
最後に託した言葉とは何だったのか。
三島由紀夫が読み継がれ、
語り継がれる限り、
日本民族は死なない――。

そんな思いを強くする一緒である。

【内容紹介】
序 章 忘れ得ぬ日々
第一章 不条理への渇望──救済の形而上学
第二章 スサノヲの現成──神話の地上的展開
第三章 ギリシャ的晴朗── 自由への渇望
第四章 アポロンの巫女──月の沙漠
第五章 憧れに死す──生と死の狭間で
第六章 恋闕の詩情──王陽明逍遥
第七章 反文学への道──虚無の創造
第八章 人類の終末──文学における終末論
終 章 その最後の言葉

特別寄稿 夏日烈烈(竹本忠雄)
解題 救済の終末論へ(富岡幸一郎)
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