世界中の5歳から15歳までの子どもたちから寄せられた、「死」に関する38の質問に、2人の作家と1人のイラストレーターがこたえます。家庭や教室で、死について語り合い、考え、問い続ける、きっかけを与えてくれる一冊です。死を受け止め、考えることは、今を大切に「生きる」ことにつながります。「死について聞きたいこと」について、ワークショップを通して、世界各国の子どもたちから数百もの質問が寄せられました。その中から、関心の多様さと深さを示す38の質問が目次となり、収録されています。こたえには生物学者、心理学者による監修が入り、科学的、哲学的、心理的な視点から、子どもたちの質問に丁寧に向き合っています。気になる質問から自由に読み進めてください。思いつくまま、気の向くまま、ページを行き来しながら楽しめます。各質問には、関連する別の質問への案内や、補足コラム、おまけ情報も収録。調べたり、考えたりして、自分なりのこたえに近づくヒントになるかもしれません。この本で読んだことは、きっと誰かに話したくなりますよ!◆目次になった質問の一部はこちら!○わたしも、いつか死んじゃうの?○もし、親が死んだら、だれが、わたしを育ててくれるの?○死んだら、どこへいくの?○人間って、いつか絶滅するの?○大すきな人が死んだとき、いつまで悲しい気持ちがつづきますか?○どうして、死について話すと、いやな気分になるの?○いつか死んでしまうなら、人生の意味って、いったいなんなの?○首を切られても、体だけではしれるって、ほんとう?○どうして、亡くなると「安らかにねむれ」っていうの?「たのしくねむれ」じゃ、だめなの?◆『ホワイト・レイブンズ2024』選出!本書は、ミュンヘン国際児童図書館が世界の子どもたちに向けて毎年発行する国際的な児童書推薦カタログ『ホワイト・レイブンズ2024』に選出されました。「ホワイト・レイブンズ」とは、白いカラスのように希少で優れた作品を意味し、各国の児童文学を紹介しながら異文化間の理解を育む役割を果たしています。◆訳者の小宮由さんより、日本の読者のみなさんへ読者である子どもにとって「死」は、よほどのことがないかぎり、身近に感じることではないとおもいますが、自然災害の多い日本では、そのよほどのことが、いつ、どこで起こるかわかりませんし、すでに身にふりかかっている子どもも、たくさんいます。この本が、読者の知的好奇心を育むだけでなく、そのユーモアが、いざというときの心の余白、または、もやもやした心の整理につながったら幸いです。◆対象年齢子ども~おとなまでいっしょに読むなら 6歳~ひとりで読むなら 9歳~