東洋医学に興味のある人や、東洋医学に関わる全ての人に向けて――。
創業以来、鍼と灸術に特化し、肩こりや腰痛から潰瘍性大腸炎やリウマチ、西洋医学で見放されたものや難病・奇病まで、あらゆる病や症状と、鍼と灸のみで戦い続けてきた一鍼堂。
東洋医学・鍼灸医学の研究施設「一鍼堂付属東洋医学研究所」を擁し、日夜研究を続けてきました。
西洋医学は理論的であり、東洋医学は感覚的だと思われがちですが、本来の東洋医学はとても理路整然としていて、非常によく研究されたものです。しかし、そこで用いられる言語が古来から伝わるもののため、現代人は感覚的に「神秘的なもの」と敬遠しがちのようです。
一鍼堂ではそのような先入観を取り除き、東洋医学と向き合ってきました。
本書は、その成果の一部を公開するシリーズの記念すべき第一巻となります。
第一巻で取り上げるのは「肺」。
「横隔膜から上は、非常に位の高いものの為の場所であり、蔵府では、肺と心のみがそこに座することが許される。(本書より)」
そんな重要な部位である「肺」から、東洋医学の学びを展開していきます。