EQMM初代編集長にして
創作・翻訳・評論に足跡を残した
稀代の知識人・都筑道夫。
単著未収録の貴重な原稿を修正した極上のエッセー集
――これまでの海外探偵小説の紹介のされ方は、非常にかたよっていた。
大勢もそのかたよった傾向に従って、探偵小説の新しい動向から、
目をそらしてきた。すこしでもそうした視野の狭さを
打開することができれば、本望である。(「編集ノート」より)
ミステリ、SF、時代小説など幅広いジャンルで傑作をものした不世出の作家・都筑道夫は、日本版〈エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン〉の初代編集長にして稀代の論客でもあった。その膨大な論考・随筆から入手困難なものをテーマ別にセレクトし全三巻に集成。ミステリ論集となる第一巻には評論集『死体を無事に消すまで』の第一部に加え、日本版EQMMに連載した海外ミステリ紹介コーナー「望遠レンズ」、全「編集ノート」、〈ハードボイルドミステリイ・マガジン〉に連載された「このあいだのツヅキです」などを収録する。