ルーマニア人将校射殺事件と
女性が全身の血を抜かれて殺される
連続〈吸血鬼〉事件!
駆の現象学的推理が導き出した驚愕の真相
矢吹駆シリーズ第6弾!
パリで起きたルーマニア人亡命将校射殺事件。現場にはDRACという血文字が。その後女性が血を抜かれて殺される猟奇殺人が続く。矢吹駆はこの〈吸血鬼(ヴアンピール)〉事件の犯人が、遺体に動物の徴(シーニユ)を残していることに着目。一方ギリシアでの事件後神経を病んだナディアが、この連続猟奇事件に巻き込まれていく。脱血と動物の徴(シーニユ)は何を意味するのか? 駆の現象学的推理が暴く驚愕の真相!解説=中村大介