「なんじゃ、これはぁぁぁ!」
月夜公を襲った世にも恐ろしい災難
烏天狗たちは涙目になり、悲鳴をあげた
妖怪の子預かり屋の青年弥助と養い子の
千吉と妖たちの愉快でほろ苦いエピソード。
〈妖怪の子預かります〉シリーズ第2部
大人気、お江戸妖怪ファンタジイ第6弾
妖力(ようりよく)を分け与えるためとはいえ、月夜公(つくよのぎみ)が犬猿の仲の朔(さく)ノ宮(みや)に口づけした事件は、あっというまに噂好きの妖(あやかし)たちの間に広まった。そこで黙っていられなくなったのが、朔ノ宮に熱をあげていたやもりの妖怪白守(しろもり)だ。怒り心に発した白守はついに最終手段にでることに……。妖怪の子預かり屋の青年弥助(やすけ)、養い子の千吉(せんきち)と妖たちの愉快でほろ苦いエピソードをつないだ、人気シリーズ第6弾。