本書の概要
どの教科にも、子どもが「つまずきやすい」ポイントがあります。これは、学習への意欲を失うきっかけにもなりうるものです。その反面、つまずきを乗り越えることは、子どもにとって学びを深めるチャンスでもあります。チャンスを生かすためには、教師がつまずきの実態をよく理解し、適切な指導や支援をすることが大切。
本シリーズでは、様々な場面でよく見られる子どものつまずきや、教師が陥りやすい指導上のつまずきなどを網羅し、子どもの学びに生かすための考え方や実践的な手立てを紹介します。
本書からわかること
つまずきを知ることは、子どもを理解すること
子どものつまずきには、様々なケースが考えられます。子どもにとって理解しにくい単元や内容もあれば、学習意欲が上がりにくい、面白さを感じ取りにくいといった内容や場面もあるでしょう。また、分かったつもりになって、思考が深まらないというつまずきもあります。
さらに、子どものつまずきには個別最適な学びへのヒントも隠されています。つまずきには、その子らしい学び方や思考のクセが表れるからです。様々なつまずきに向き合うことで、指導の個別化につなげることもできるでしょう。
つまずきの要因や手立てを、見開きですっきり解説!
本書では、計70例のつまずき場面を取り上げ、それぞれの要因や手立てを見開きで分かりやすく解説しています。
「玉どめがうまくできない」「フライパンでやけどをした」など、家庭科学習であるあるのつまずきから、「家庭のことを知られたくない」「生活に課題を見つけられない」など家庭生活に関わる課題設定のつまずきまで、生活の幅広い範囲を学ぶ家庭科ならではのつまずきについて解説しています。本書の構成は以下の通りです。
序章 家庭科にとっての「つまずき」とは
第1章 子どものつまずき50
(A家族・家庭生活/B衣食住の生活(衣生活)/B衣食住の生活(食生活)/
B衣食住の生活(住生活)/C消費生活・環境
第2章 教師のつまずき20
教師のつまずきも改善して、指導力アップ!
子どもだけではなく、教師にも指導上のつまずきやすいポイントがあります。教師が陥りやすいつまずきを理解することで、指導力のさらなる向上を図ることができます。
授業づくりに自信がもてる!
多くの教科を教える小学校の先生にとって、効率よく各教科の指導ポイントを押さえることは重要です。教科ごとにつまずきやすいポイントを網羅した本シリーズはまさにうってつけ! ラインナップは、「家庭科」のほかに「国語」「社会」「算数」「理科」「体育」「英語」。本シリーズを揃えたら、得意な教科も苦手な教科も、自信をもって授業づくりに臨むことができるでしょう。