世界一に輝いた「ななつ星 in 九州」 — その軌跡と未来へのヒントが詰まった一冊
ななつ星 in 九州は、2020年代に入ってから世界最高峰の旅行誌『コンデナスト・トラベラー』の
読者投票において、3年連続で「世界一」の評価を獲得しました。
日本発のクルーズトレインが、あの「オリエント・エクスプレス」すら凌ぐ評価を受けたことは、
まさに歴史的快挙です。
では、なぜななつ星は世界一となり得たのか?
その答えが、本書『ななつ星への道』に詰まっています。
ななつ星はどのようにして誕生したのか?
本書は、一章から七章まで、構想の原点から世界一となるまでの道のりを、時系列でわかりやすく紐解いています。
唐池恒二氏の『鉄客商売』『本気になって何が悪い』といったこれまでのヒット作でも明かされていなかった
エピソードや、著者自ら関係者に新たに行った取材で得られた考察、さらにデビューから12年を経た現代に向けた
さまざまなメッセージも盛り込まれ、あらゆる読者に新鮮な驚きを与えてくれるでしょう。
「こんなことが裏側で起こっていたのか」
「なぜ、これほどまでに熱狂的なファンが生まれたのか」
そうした驚きや疑問への答えが、具体的なストーリーとともに用意されています。
本書の装幀・装画は、ななつ星のデザインを手がけた水戸岡鋭治氏が自ら担当。
その美しさは、書籍を手に取るだけで伝わってきます。
*緻密な線と色彩が生み出す、唯一無二の装幀
*ななつ星の世界観を紙の上に表現した美しい挿画
*まるでななつ星の旅そのものを感じるようなビジュアル
フィジカル(書籍)で買うべきか、電子書籍で買うべきか——
迷うどころか、「両方欲しい」と思わせるほどの完成度です。
さらに、水戸岡鋭治氏からは「やっぱり、唐池さんがいるだけで、いいんですよ」という、
著者への信頼を綴ったあとがきも寄せられています。