エドマンド・バークの国制論

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商品説明
主著『フランス革命についての省察』により、政治的ロマン主義の源流、保守主義の父祖と位置づけられてきた思想家バーク。その研究史をふまえつつ、アメリカ独立期およびフランス革命期ヨーロッパの言説空間を立体的に捉え直すことで従来のバーク理解を刷新する。コモン・ロー、社会契約論、そして国制をめぐるプライス、ペイン、シィエスらとの論争から浮かび上がる〈自由な国家〉とはいかなるものか。
目次
  凡 例

序 文

第一章 初期バークの国制理解
 第一節 バークの「歴史書」について
  一 啓蒙主義の時代の歴史書
  二 イギリスの歴史書としてのバークの歴史書
 第二節 党派的歴史
 第三節 コモン・ロー思想
  一 卓越した国制と慣習法
  二 古来の国制とコモン・ロー
  三 非歴史的法と国制の読み替え
  四 歴史的法と国制の擁護
 第四節 バークにおける国制と法
  一 コモン・ロー思想における十八世紀的問題
  二 バークによるコモン・ロー思想の再構成
  三 法の連続性
  四 ヨーロッパとの「交流」
  (一)古来の国制の改善
  (二)国制の語義
  (三)文明化としての交流

第二章 アメリカ独立をめぐる国制論
 第一節 均衡した国制
 第二節 「均衡した国制」の改正──プライスの場合
  一 自由論
  二 立法論
  三 国制論
 第三節 「均衡した国制」批判──ペインの場合
  一 「均衡した国制」批判
  二 未完成のアメリカ
 第四節 国制の精神──バークの場合
  一 自由と国家
  二 国制の精神

第三章 フランス革命をめぐる国制論
 第一節 共和政と代議制──トマス・ペインの場合
  一 共和政論
  二 権利論と憲法制定権力論
 第二節 「均衡した国制」の改善──リチャード・プライスの場合
  一 共和政批判
  二 イギリス優位論批判
 第三節 社会契約と抵抗権──プライスとバークとの論争の場合
  一 プライスとの論争
  二 社会契約の性質
  三 社会契約の成立
  四 社会契約の解除
  五 自然状態と正義
  六 自然状態と中間団体
 第四節 「均衡した国制」と憲法制定権力論批判──バークの場合
  一 人権宣言草案における思想的布置
  二 シィエスの議論
  三 イギリスの国制の評価
  (一)シィエスの「イギリスの国制」批判
  (二)バークによる反論
  四 憲法制定権力論とその批判
  (一)シィエスの憲法制定権力論
  (二)バークの憲法制定権力論批判

終わりに

  あとがき
  参考文献
  注
  事項索引
  人名索引
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