テキストブック 地方自治の論点

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商品説明
2000年代以降の日本では、人口減少や厳しい財政状況を背景に「競争」や「民間企業のような経営」を重視した制度改革が行われてきた。こうした中で、地方自治は大きく変わろうとしている。本書は3つの部と14の章から構成されており、政治学や行政学の概念を用いて、変容する地方自治の姿や将来の課題を考える。各章ごとに、読者が自分自身で考えるための「論点」を示し、理解度を確認できる「まとめ」を掲載した。
目次
はしがき


 第Ⅰ部 中央政府と地方自治体

第1章 地方自治の発展――国と地方との関係は時代とともにどのように変化したのか
 1 地方自治のおもしろさ
 2 国家の形成と変容
 3 歴史的に発展してきた日本の地方自治

第2章 地方自治の座標軸――日本の地方自治の特徴とは
 1 憲法構造の違い
 2 国際化・グローバル化と地方自治
 3 国際比較から見た日本の地方自治の特徴

第3章 地方自治体による政策・計画・条例――どのようにユニークな政策をつくるのか
 1 方自治体による政策づくり
 2 地方自治体による条例制定
 3 地方自治体政策の広がり

第4章 地方分権改革――自治の理念は実現したのか
 1 多義的な「地方分権」
 2 現代日本の地方分権改革
 3 一連の地方分権改革に対する評価
 4 地方分権をめぐる論点

第5章 自治体の合併と連携――規模かデモクラシーか
 1 合併・連携・補完の発生
 2 合併・連携の制度バリエーション
 3 合併をめぐる近年の動向
 4 地方自治体の規模とデモクラシーを考える


 第Ⅱ部 代表民主制と直接民主制

第6章 二元代表制――首長と議員を別々に選出することの意味は何か
 1 日本の首長・議会制度の展開
 2 首長と執行機関多元主義
 3 首長・議会間での政策コミュニケーション
 4 首長・議会間のチェックとバランス
 5 首長と議会を直接公選することの意義

第7章 地方議会――不要論を越えられるか
 1 地方議会の役割
 2 地方議会の構成要素
 3 現実の議員活動
 4 議会不要論への対応と課題

第8章 住民投票の機能――住民投票は万能か
 1 住民投票制度の種類
 2 住民投票で問われてきた争点
 3 住民投票の制度設計
 4 ローカル・デモクラシーにおける住民投票

第9章 住民参加・協働――その広がりと障壁はどのようなものか
 1 政策形成過程における住民参加・協働
 2 政策実施過程における参加・協働
 3 評価における参加・協働
 4 障壁を乗り越え,住民参加・協働を続けるために


 第Ⅲ部 地方自治体と地域社会

第10章 地方公務員の量と質――地方公務員は多すぎるのか少なすぎるのか
 1 地方公務員のプロフィール
 2 地方公務員制度
 3 地方公務員の定員管理
 4 地方公務員の量と質

第11章 地方自治体の財政――自立か連携か
 1 地方自治体の歳出
 2 地方自治体の歳入
 3 財源の平準化と財源保障
 4 自立と連携の間で

第12章 地方公営企業の持続可能性――地方公営企業の仕組みは重要か
 1 地方自治と地方公営企業
 2 地方公営企業の発達
 3 地方公営企業の仕組み
 4 地方公営企業の改善点

第13章 官民連携手法の新展開――民間企業による公共サービス提供は妥当か
 1 官民交錯領域における主体
 2 第三セクターの増大と破たん
 3 新しい官民連携の手法
 4 民間企業による公共サービス提供の課題

終 章 地方自治のシナリオ選択
 1 地方自治のこれからの課題
 2 地方自治体がとる二つのシナリオ
 3 デジタル化が示す新しい自治の形

索  引
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