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既刊『九条家歴世記録 六』に続く,九条家伝来の自筆日記の翻刻。五摂家の一つ,九条家の当主道房(みちふさ,1609?47)の日記『道房公記』のうち,寛永19年(1642)・20年(1643)の分を収録したもの。
道房は九条家歴代当主の中でも,家蔵の厖大な古文書・古典籍類の整理を積極的に行った人物として知られる。宮中の儀式や故実にも強い関心を寄せ,それらの次第や作法が詳細に記されるのが『道房公記』の特徴である。江戸時代初期の宮中および公家社会の実態を明らかにする上で非常に有用な記録である。
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