「似たような法則が多くて混乱」
「計算はできるけど、式の“気持ち”がわからない」
「エントロピーって結局何なの?」
「名著に挑戦したけど、途中で挫折…」
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すっきりわかる、明快講義!
初めて学ぶ人も、今度こそ理解したい人も。
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万物に適用可能な究極のマクロ理論である熱力学。
そして、その熱力学とミクロな描像を結びつけ、時に「最も物理学らしい理論」とも称される統計力学。
どちらも物理学の王道でありながら、応用分野は化学や工学、さらには情報科学にまで至り、とどまるところを知りません。
しかし、その普遍性ゆえに、抽象的で難解なイメージをもたれることも少なくありません。また、理論体系がいくつも存在しているため、初学者が混乱することもしばしば。
本書は、そんな熱力学・統計力学を、一貫したストーリーで明快に語る入門書です。
【本書の特長】
●「温度を測るとはどういうことか」という素朴な問いから始まり、発展的な量子統計力学・相転移の内容に至るまで、重要な概念や考え方を、一貫したストーリーでたどります。「まずはこれだけ」という内容に絞っているので、迷子になりません。
●「どこまでが熱力学の守備範囲で、どこからが統計力学の守備範囲か」を明確に記述。両者の考え方の違いがよくわかります。
●必要な知識は、大学教養レベルの数学とニュートン力学のみ。よく用いられる数学的な知識については、付録でも丁寧にフォローしているので、忘れてしまっていても大丈夫です。
●熱力学や統計力学を創ってきた人々に関するエピソードも多数掲載。
【目次】
第1章 熱力学
第2章 熱力学から統計力学へ
第3章 古典統計力学
第4章 量子統計力学
第5章 相転移