Ⅰ 東京の下町と考古学―東京低地の研究史―
江戸の下町と東京の下町/東京低地の地勢/東京低地の形成/地域史研究の先学に学ぶ/雑誌『武蔵野』と鳥居龍蔵博士/戦後から高度経済成長期を経て
Ⅱ 東京低地の開発
低地のフロンティア/低地に築かれた古墳/埴輪と石室石材/低地での暮らし/大嶋郷戸籍の故地
Ⅲ 隅田川沿岸の中世世界
中世江戸前島の景観/浅草寺と瓦/商品と都市的な場/発掘された板碑/戦国乱世と葛西城/戦と暮らし
Ⅳ 近世都市江戸とその周縁
近世都市江戸の形成/江戸の忘れ物/青戸御殿と鷹狩り/江戸と東郊/隅田川沿岸の窯業/都市生活の憩い
Ⅴ 近代化と東京低地
文明開化と煉瓦/近代工業と軍需/関東大震災の爪跡/近代化と都市生活/空襲と戦争遺跡
Ⅵ 現代を考古学する
現代の考古学と東京下町/居酒屋の考古学/低地遺跡における歴史と環境の記録と復原
※第三版刊行にあたり、Ⅵ章「居酒屋の考古学」を新たに増補。