大戦間期の対中国文化外交

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「ワシントン体制」を焦点に描かれてきた第一次~第二次大戦間期の国際関係。米国が提唱した平和的な「新外交」への転換という課題に対し、日本はどのように取り組んだのか。「対支文化事業」の立案・施行過程における外務省の組織的対応を、史料学的アプローチを用いて分析。対中国文化外交政策の意義と特質を解き明かし、従来の外交史像を見直す。
目次
凡例/序章 課題と方法/第一次大戦末期の外交課題(第一次大戦末期の対中国政策/「新外交」理念の受容/文化外交論の浮上)/「対支文化事業」の創出(対米協調のなかの対中国政策/情報部の設置と公表外交の推進/亜細亜局の設置と在華鉄道権益/「新外交」としての「対支文化事業」)/文化事業部の独立と対中国文化外交(文化事業部の独立/東方会議の開催と亜細亜局/革命外交への対応と文化事業部/「対支文化事業」の変質)/文化外交の転換と「東亜」概念の登場(文化外交理念の動揺と公表外交/「対満文化事業」の開始/「東亜」概念の登場と東亜局/華北経済開発策としての「対支文化事業」)/日中戦争の勃発と対中国文化外交のゆくえ(興亜院設置問題と外務省/文化外交理念の破綻/対中国政策決定過程の変化/「対支文化事業」の分化と「新外交」の結実)/終章 成果と残された課題
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