編者まえがき(初版)
刑務所というところ
Ⅰ部 受刑者たちの声――エッセイ篇
アルコール中毒者のいる部屋
究極の答え
鏡
秘密
サンフランシスコの眺め
イースト・クリーブランド
靴のなる木
元受刑者、所内の学生を励ます
刑務所がわたしを挑戦者にした
出て行け! 戻ってくるなよ!
カレンヘの献辞
Ⅱ部 受刑者たちの声――詩篇
ささやかな もてなし――面会室で紙の蛙を折る
ブリタニー――わが孫娘
父さん
愛のこだま
海の妖精の物語
最も洗練された暴力のかたち
無題
ぼくの内なる黒
ぼくは思う できるはずだと
もうひとつの愛の詩
捕まることなき詩神
よくぞ 戻った
そんなに遠くないんだから
番号を刻まれた者たち
アメリカよ かつてのお前じゃないさ
あるベトナム戦争退役軍人の思い
時間
木と星と
若者へのアドバイス
Ⅲ部 オハイオの刑務所で教えて
「病むアメリカ」の刑務所
「プリズン大学」の教室から
一、人は出会う
二、囲みの中の学校
三、カルチャー・ショック
四、ファーストハンド体験
五、「スノー・カントリー」
六、ベトナム戦争体験
七、見えない空間
八、どうも ありがとう
オハイオ州立刑務所の受刑者と日本――日米関係の一断章
アメリカ社会を映す鏡――ダニエル・キイス『クローディアの告白』を手がかりに
あとがき(初版)
増補篇
「刑務所」というところ――ぼくらが生きる社会の表象
社会を映す鏡としての犯罪
二十五年という時を経て想う――増補版に寄せて