• 発売日:2024/12/13
  • 出版社:明石書店
  • ISBN:9784750358611

読み込み中…

保育者のための専門職倫理ハンドブック

保育者のための専門職倫理ハンドブック

通常価格 2,420 円(税込)
通常価格 セール価格 2,420 円(税込)
SALE 売り切れ
  • 発売日:2024/12/13
  • 出版社:明石書店
  • ISBN:9784750358611
ネットストア在庫 詳細
    読み込み中...
My店舗在庫
    My店舗登録で在庫確認と店舗お受け取りのご利用が可能になります。(要ログイン)
  • 在庫表示のサンプル
商品説明
保育者は実践の中で「子どもに対する責任」と「保護者に対する責任」の間で生じる板挟み、「園の方針」や「同僚の意見」と「子どもに対する責任」との対立などといった倫理的問題に直面する。ではどのように「子どもの最善の利益」は保障すればよいのだろうか? 問題の性質を見極め、専門職倫理を活用して問題解決に向かうための一冊。
目次
はじめに[亀﨑美沙子]
 1.本書の趣旨
 (1)本書の趣旨
 (2)本書刊行の背景
 (3)アメリカのNAEYC倫理綱領から学ぶ
 2.本書の構成と活用方法
 3.本書における用語および活用する文書等について
 (1)本書で活用する倫理綱領等について
 (2)子どもの権利条約の訳文について
 (3)本書で用いる用語について
 (4)NAEYC倫理綱領の訳文について

理論編

第1章 保育者の実践をめぐる課題と専門職倫理の必要性[鶴宏史]
 第1節 「不適切な保育」をめぐる議論
 第2節 実践における専門職倫理の必要性
  1.専門職倫理とは
  2.倫理綱領とは
 第3節 日本における保育者の専門職倫理をめぐる現状
  1.倫理綱領の有効性の範囲
  2.保育者の専門職としての価値や具体的な行為基準の明確化
  3.保育者や学生への倫理教育のあり方
  4.倫理的問題に対する取り組み
 おわりに

第2章 NAEYC倫理綱領に学ぶ[鶴宏史]
 第1節 NAEYCによる倫理的問題への取り組み
  1.NAEYC倫理綱領の概要
  (1)NAEYC倫理綱領の対象
  (2)NAEYC倫理綱領の構成と内容
  (3)NAEYC倫理綱領のガイドブック
  2.倫理的問題とその対応
  (1)第1部:問題の性質を決定する
  (2)第2部:ジレンマの分析
 第2節 NAEYC倫理綱領の実践への活用法
  1.事例の概要
  2.事例に基づく倫理的ジレンマの対応プロセス
  (1)問題の性質を決定する
  (2)倫理的ジレンマの解消のためのプロセス
 おわりに

第3章 わが国における保育者の倫理的問題[鶴宏史]
 第1節 本研究プロジェクトの概要
  1.研究の目的
  2.研究の方法
  (1)文献研究
  (2)インタビュー調査
 第2節 事例の分析枠組み

実践編

第4章 保育における倫理的問題 ①法的責任の問題[亀﨑美沙子]
 第1節 虐待の疑いのある子どもへの対応
  〈事例1〉子ども虐待の疑い
 第2節 問題の性質を特定する
 第3節 保育者の倫理的責任を理解する
  1.法令から考える
  2.倫理綱領から考える
  (1)「全国保育士会倫理綱領」から考える
  (2)NAEYC倫理綱領から考える
  3.子どもの権利条約から考える
 第4節 よりよい実践にむけて
 コラム 児童虐待とは

第5章 保育における倫理的問題 ②倫理的責任の問題[中谷奈津子]
 第1節 肌の弱い子どもへの与薬行為とその対応
  〈事例2〉肌の弱い子どもへの与薬行為とその対応
 第2節 問題の性質を特定する
 第3節 保育者の倫理的責任を理解する
  1.保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領およびその解説から考える
  2.倫理綱領から考える
  (1)「全国保育士会倫理綱領」から考える
  (2)NAEYC倫理綱領から考える
 第4節 よりよい実践にむけて
 コラム 与薬について

第6章 保育における倫理的問題 ③倫理的ジレンマ[中谷奈津子]
 第1節 午睡をやめさせたい保護者とその対応
  〈事例3〉午睡をやめさせたい保護者とその対応
 第2節 問題の性質を特定する
 第3節 保育者の倫理的責任を理解する
  1.保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領およびその解説から考える
  2.倫理綱領から考える
  (1)「全国保育士会倫理綱領」から考える
  (2)NAEYC倫理綱領から考える
  3.子どもの権利条約から考える
 第4節 よりよい実践にむけて
 コラム 午睡について

第7章 保育における「困り感」[亀﨑美沙子]
 第1節 保育の難しさ
  〈事例4〉危険を伴う行動への対応
 第2節 問題の性質を特定する
 第3節 保育者の倫理的責任を理解する
  1.「全国保育士会倫理綱領」から考える
  2.NAEYC倫理綱領から考える
  (1)子どもに対する倫理的責任
  (2)家族に対する倫理的責任
 第4節 よりよい実践にむけて
  1.保育の視点から
  2.子育て支援の視点から
  3.職員の資質向上および保育の質の向上の視点から

おわりに[鶴宏史]

巻末資料
 保育者の倫理綱領および責任声明――全米乳幼児教育協会(NAEYC)の公式声明
 乳児院 倫理綱領
 全国児童養護施設協議会 倫理綱領
 社会福祉士の倫理綱領
 社会福祉士の行動規範
詳細を表示する

カスタマーレビュー

honto本の通販ストアのレビュー(0件)

並び順:
1/1ページ

最近チェックした商品