フェアトレード原論

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フェアトレード原論
  • 発売日:2026/01/05
  • 出版社:明石書店
  • ISBN:9784750360218

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フェアトレード原論

フェアトレード原論

通常価格 3,960 円(税込)
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  • 発売日:2026/01/05
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商品説明
フェアトレードの歴史と現状を、その底流にある反植民地主義の視点から捉え直す一冊。メキシコのコーヒー生産現場を手がかりにグローバル資本主義との様々な関わり方を検証し、人びとが連帯・共生する「公正な」社会へ向けた新たな多元的経済システムを模索する。
目次
 序文[北野収]
 まえがき――数多くの出会いとひとつの曲がりくねった道
 本書における表記について
 略語一覧

序章 本書の目的と構成

第Ⅰ部 歴史と理論

第1章 フェアトレードの歴史と「公正」概念の変容
 はじめに――フェアトレードの始まりはいつか?
 1 前史――19世紀後半~1930年代
 2 「分配的正義」を求めて――1940年代~1970年代前半
 3 「交換的正義」を求めて――1970年代末~現在
 おわりに――買い物による国際貢献を超えて

第2章 フェアトレードのパブリック・ヒストリー
 はじめに――問題の背景と本章の目的
 1 CLACの歴史と戦略
 2 CLACの組織・構造とノンヒューマン・人材
 おわりに――脱植民地化=自立への課題

第3章 フェアトレードの「正義」とは何か
 はじめに――公平とは、公正とは、正義とは?
 1 公正としての正義
 2 グローバルな正義
 3 グローバルな経済的正義としてのフェアトレード
 おわりに――「正義」という虚構

第Ⅱ部 実践活動

第4章 コーヒーのフェアトレードの可能性と課題
 はじめに――コーヒーと南北問題=植民地主義
 1 メキシコ・コーヒー産業小史
 2 コーヒーのフェアトレード運動
 3 事例分析
 おわりに――「一般市場との接合」は可能か

第5章 開発支援とフェアトレードにおける中間組織の役割
 はじめに――苦いコーヒー
 1 開発支援とその評価基準
 2 FTPが目指すフェアトレード
 3 JICAーFTPプロジェクトの概要と分析
 おわりに――「公貧社会」を前提とした今後の課題

第6章 JICA-FTPプロジェクトの総括と提言
 はじめに――自立=6次産業化への道
 1 第1期:メキシコ国チアパス州チェナロー区マヤビニック生産者協同組合に対するコーヒー技術支援計画
 2 第2期:メキシコ国チアパス州先住民関連3団体に対するコーヒーの加工・焙煎およびコーヒーショップの開店・経営に関する技術協力事業
 3 その後の各カウンターパートとFTP
 おわりに――フェアトレード拡大のために

第Ⅲ部 希望の道

第7章 「フェアトレードの父」のフェアトレード論
 はじめに――メキシコ南部オアハカの山村で労働司祭として生きるまで
 1 貧しく、排除された先住民と共に学ぶ
 2 「社会的なもの」の再生を目指して
 3 別の市場を創る
 おわりに――革命家の夢

第8章 連帯経済としてのフェアトレード
 はじめに――連帯経済とフェアトレード
 1 メキシコの連帯経済
 2 チアパス州の3事例紹介
 3 事例分析
 おわりに――連帯経済としてのフェアトレードが目指す公正な社会

第9章 資本主義の倫理化は可能か
 はじめに――現代のモラル・エコノミーと資本主義
 1 フェアトレードの発展とその変容
 2 グローバリゼーションへの対抗策――ローカリゼーションか、グローバリゼーションとの「共生」か
 3 フェアトレード・タウン運動――新たな「共生」を求めて
 おわりに――資本主義の倫理化への道

補論 労働市場のフェアトレード化についての試論

 参考文献
 あとがき
 索引
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