日本語版序文
序文
第1章 食の地理
1.1 地理的事実としての食
1.2 フードスタディーズ――学際的分野
1.3 食の地理学
1.4 本書の目標と構成
第Ⅰ部 食の政治・経済地理学
第2章 農業と農耕
2.1 農業の誕生
2.2 アグロエコシステム
2.3 農耕の主な類型
2.4 おわりに
第3章 グローバルフードレジーム
3.1 グローバリゼーションとフードレジーム
3.2 グローバリゼーション黎明期――香辛料貿易
3.3 新世界の植民地化と植民地主義のフードレジーム
3.4 ポスト植民地主義の開発主義レジーム
3.5 現代のフードレジーム
3.6 均質化と差異化
3.7 おわりに
第4章 食料の労働地理学
4.1 労働地理学
4.2 フードシステムにおける労働
4.3 賃金労働の台頭
4.4 食農労働における移民と人種
4.5 食の仕事における女性
4.6 おわりに
第5章 食のつながりと商品連鎖
5.1 コモディティフェティシズムとグローバルチェーン
5.2 消費を実現するもの――ネットワークと回路
5.3 倫理的消費主義とフェアトレード
5.4 ローカリズムとオルタナティブフードネットワーク
5.5 おわりに
第6章 グローバルな食料危機――飢え/飢餓と栄養失調
6.1 定義と傾向
6.2 飢餓とフードセキュリティとは
6.3 飢えだけではない――栄養失調
6.4 飢餓の撲滅とフードセキュリティの強化
6.5 おわりに
第Ⅱ部 食の環境地理学
第7章 食料の生態学的な支柱――土壌、水、生物多様性
7.1 アグロエコシステムと自然の投入要素
7.2 現代のフードシステムによる環境への影響
7.3 フードセキュリティと食の安全に対する環境上の脅威
7.4 持続可能な農業
7.5 おわりに
第8章 食料と気候変動
8.1 気候変動入門
8.2 食料のカーボンフットプリント――ライフサイクルの分析
8.3 食事とカーボンフットプリント
8.4 気候危機――フードインセキュリティ、非自発的移住、紛争
8.5 食料のカーボンフットプリントの削減
8.6 おわりに
第9章 シーフード
9.1 漁業と養殖業――食料と生業
9.2 乱獲――集合的行為の問題?
9.3 養殖業――解決策?
9.4 水圏生態系における汚染と気候変動
9.5 持続可能なシーフード
9.6 おわりに
第Ⅲ部 食の社会・文化地理学
第10章 食、アイデンティティ、差異
10.1 アイデンティティと差異
10.2 国民料理
10.3 食と階級
10.4 エスニックフード
10.5 おわりに
第11章 都市を食べる
11.1 フードスケープ
11.2 公共の場で食べること
11.3 ガストロデベロプメントとアーバンフードマシン
11.4 フードデザートとフードアパルトヘイト
11.5 都市農業とオルタナティブフードスケープ
11.6 食の正義
11.7 おわりに
第12章 食べ物、キッチン、ジェンダー
12.1 家庭料理――家庭生活と家父長制
12.2 社会的再生産の外部化
12.3 家庭生活をマーケティングする
12.4 おわりに
第13章 食べ物、身体、健康、栄養
13.1 身体
13.2 肥満の蔓延と太っていることの病態化
13.3 肥満とは
13.4 アンチ肥満の政治とその帰結
13.5 健康的に食べる
13.6 おわりに
第14章 新しい食の地理
14.1 フードシステムは壊れたのか?
14.2 食の未来
14.3 新しい食の地理
14.4 参加しよう
14.5 希望
文献一覧
索引
食の地理学の旅──訳者あとがき