• 発売日:2024/08/20
  • 出版社:和泉書院
  • ISBN:9784757611023

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シリーズ 扉をひらく9 門人から見た芭蕉

シリーズ 扉をひらく9 門人から見た芭蕉

中森 康之 (編集)
金子 はな (編集)
通常価格 2,970 円(税込)
通常価格 セール価格 2,970 円(税込)
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  • 発売日:2024/08/20
  • 出版社:和泉書院
  • ISBN:9784757611023
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商品説明
ここで描くのは、芭蕉に何かを見、惹かれ、同じ夢を見た11人の門人たちである。それぞれの門人の個性、彼らから見た芭蕉像、芭蕉と門人たちが目指したものとは?これまでにない視点から門人と芭蕉を描く本書は、従来の研究では見えてこなかった芭蕉と門人を浮き彫りにする。その意味で本書は、新しい芭蕉の本であると同時に、新しい門人の本でもある。
目次
はじめに 中森康之

序論―芭蕉と門人 中森康之
1本書が提示する新しい視点
2さまざまな違いと共有

杉風から見た芭蕉 付、曽良―等身大の革新者 佐藤勝明
≪発句抄≫ ≪略年表≫
はじめに 
1杉風から見た芭蕉―進化・深化する等身大の芭蕉 
2芭蕉流の理解
付 曽良から見た芭蕉―どこまでもなつかしい存在 

其角・嵐雪から見た芭蕉―俳諧の原点を共有した同志 稲葉有祐
≪発句抄≫ ≪略年表≫
はじめに
1江戸の俳諧師、其角・嵐雪と芭蕉 
2江戸蕉門の出発―詩人への憧憬から 
3深川芭蕉庵―行為としての俳諧・臨場感の演出
4芭蕉と其角・嵐雪の俳諧理念
おわりに
 
去来・凡兆から見た芭蕉―絶対的な師か対等の関係か 佐藤勝明
≪発句抄≫ ≪略年表≫
はじめに 
1『猿蓑』という撰集 
2去来から見た芭蕉―ひたすらついていく絶対的存在
3凡兆から見た芭蕉―自己の理想を強く主張してくる存在 

支考から見た芭蕉―思想としての俳諧の元祖、求道者、魂の救済者 中森康之
≪発句抄≫ ≪略年表≫
はじめに 
1支考と芭蕉の出会い
2芭蕉が教えたこと 
3支考が学んだこと 
4支考が見た芭蕉

惟然から見た芭蕉―貧楽の体現者、命を賭して旅した詩人 金子はな
≪発句抄≫ ≪略年表≫
はじめに 
1芭蕉との出会い 
2芭蕉の「乞食」と「貧楽」 
3 俳諧の修行と「貧楽」
4芭蕉没後の惟然―行脚の継承と芭蕉追善 
おわりに―惟然が見た芭蕉
 
許六から見た芭蕉―俳諧の革新者 砂田 歩
≪発句抄≫ ≪略年表≫
はじめに 
1俳諧の革新者としての芭蕉 
2革新の俳諧「正風体」
おわりに
 
土芳から見た芭蕉―俳諧の誠の探究者、いつも感じながらともに生きる命 中森康之
≪発句抄≫ ≪略年表≫
はじめに 
おいたち、豊かな愛情と喪失感
1芭蕉との出会いと再会―命二ツ 
2俳諧専心と芭蕉の死去 
3芭蕉の命と共に生きる 
おわりに

野坡から見た芭蕉―自分の個性を解放し、発揮させてくれた恩師 中森康之
≪発句抄≫ ≪略年表≫
はじめに 
1芭蕉入門前
2野坡、蕉風へ―覚醒
3芭蕉没後の野坡―師恩への感謝に生きる
4野坡の芭蕉流
おわりに

参考文献一覧

あとがき 金子はな
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