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人権再入門 ヘイトとたたかう市民のガイドライン

人権再入門 ヘイトとたたかう市民のガイドライン

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商品説明
日本も、1946年の日本国憲法が基本的人権の保障を掲げました。平和主義、民主主義、権力分立等の民主的システムを導入しようとしました。1966年の二つの国際人権規約を始め、いくつもの人権条約を批准しました。いったんは人権入門を果たした国です。しかし、人権とは何かの基本を見失っているように見えます。今一度、入門し直す必要があるのではないでしょうか。(著者のことば)
目次
第1章 日本における差別と暴力
差別とヘイトを考えるために/最近の事件から/差別現象の特徴
第2章 加害と被害の権力構造――差別被害にさらされる集団
差別論の手がかり/差別とヘイトの動機とされる属性/人種民族差別の被害者
第3章 反差別の国際人権法
ジュネーヴのラプソディ/国際人権法の形成/人権論の展開
第4章 差別の基本特徴――歴史性・特殊性・普遍性
 マジョリティとマイノリティ/普通であること/資本主義と自由/国民国家と外国人/家父長制、性差別、優生思想/植民地主義と人種主義/構造的差別と制度的差別
第5章 ヘイトとたたかう人権論
問われる民主主義/人間の尊厳を考える/基本的人権とは何か/人権体系論の重要性
第6章 差別禁止法を制定するために
国際人権機関からの勧告/人権擁護のための法制度/日本の法状況/差別禁止法ガイドライン/日本における立法の課題
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