第1章 アメリカの国際通貨国特権―本書の問題意識と研究課題
1 はじめに
2 旧IMF体制下の金ドル交換をめぐって
3 不換通貨ドルの流通根拠論争
4 為替媒介通貨論
5 「上から」の国際通貨化と「下から」の国際通貨化
6 準備・介入通貨論
7 アメリカの国際収支節度の喪失をめぐって
8 むすび
第2章 国際資本移動における国際通貨国アメリカ
1 はじめに
2 国際金融仲介機能論
3 国際資本移動における国際通貨国
4 国際通貨ドル
5 むすび
第3章 1990年代後半の国際資本移動におけるアメリカの能動性
1 はじめに
2 カリブ海金融センターに対する資本供給の拡大―1995~97年―
3 西欧向けの資金供給の拡大―1999~2000年―
4 むすび
補論 アメリカの国際通貨国特権と1990年代後半の米景気拡大
1 1990年代後半の景気拡大
2 経常収支赤字と外国資本流入をめぐって
3 1990年代後半の景気拡大の対外的条件
第4章 2000年代前半の国際資本移動におけるアメリカの能動性
1 はじめに
2 カリブ海金融センターに対する資金供給の拡大
3 M&A関連のシンジケートロンに伴う資金供給の拡大
4 「世界の金融コングロマリット」としてのアメリカ
5 むすび
補論 アメリカの国際通貨国特権と2000年代前半の米景気拡大
1 2000年代前半の景気拡大
2 2000年代前半の景気拡大の対外的条件
第5章 ヨーロッパにおける脱ドルの進展
1 はじめに
2 EMSの成功―「上から」の脱ドル
3 域内資本移動の活発化―「下から」の脱ドル
4 欧州通貨危機からユーロ導入
5 地域的国際通貨ユーロ
6 むすび
第6章 東アジアにおける脱ドルの進展
1 はじめに
2 東アジアにおける域内貿易の拡大
3 東アジアにおける国際通貨
4 東アジア域内通貨金融協力の進展
5 むすび