第1章 介護福祉の概念
1 介護の定義
2 介護とケアの関係
3 介護福祉・ケアワーク
4 ケアワークの原理
(1)人権尊重の原理 / (2)公的責任の原理 / (3)自立・自己決定(主体性)の原理
/ (4)全体性の原理 / (5)ノーマライゼーションの原理
5 ケアワーカーの専門性と資格制度
6 ケアワーク援助の基本原則
7 ケアワーカーの共通基盤を構成する3要素
(1)専門的知識:専門職として,もっておくべき知識
/ (2)専門的技能・技術:利用者を援助する際に必要な専門的援助方法
/ (3)価値:人間性/倫理:守るべきルール
8 介護と看護の関係
第2章 わが国の介護の歴史
1 古代・中世社会における介護
(1)古代社会における介護 / (2)中世社会における介護
2 近代社会における介護
(1)明治時代における介護 / (2)大正時代における介護
/ (3)第二次世界大戦前における介護
3 現代社会と介護
(1)第二次世界大戦後における福祉に関する法律の整備
/ (2)老人福祉法の成立によって示された介護の新たな展開
/ (3)介護福祉専門職の誕生:「社会福祉士及び介護福祉士法」の成立
/ (4)ホームヘルパーの誕生から介護保険の成立まで
/ (5)介護保険における自立支援としての介護 / (6)今後の介護が目指すべきもの
第3章 介護問題の背景
1 少子高齢化
(1)少子高齢化を招いた歴史的・社会的背景
/ (2)少子高齢化によって発生する老人問題と老後問題 / (3)少子高齢社会の今後の課題
2 家族機能の変化
(1)日本の家族と「いえ」制度 / (2)「いえ」制度と家族制度 / (3)核家族の機能
3 介護の社会化
(1)介護の社会化とは何か / (2)介護の社会化に貢献する理念と原理・原則
4 高齢者虐待
(1)高齢者虐待の実態 / (2)虐待をした人の属性の違いによる虐待の状況と,虐待発生の背景
/ (3)高齢者の虐待防止に向けた取り組み
5 介護ニーズの変化
(1)『恍惚の人』にみる,家族中心の介護 / (2)少子高齢化時代と介護サービスの転換
/ (3)介護の社会化と高齢者の権利の獲得 / (4)生活や人生の質の追求へのニーズ
第4章 介護福祉士の役割と機能を支えるしくみ
1 介護福祉士をとりまく状況
(1)介護専門職の誕生 / (2)高齢者の尊厳を支えるケアの確立と求められる介護福祉士像
2 社会福祉士及び介護福祉士法
(1)社会福祉士及び介護福祉士法の成立と改正 / (2)社会福祉士及び介護福祉士法の概要
3 介護福祉士と専門職能団体との関係
(1)専門職能団体である日本介護福祉士会の設立 / (2)日本介護福祉士会の役割と事業
4 介護福祉士と倫理
(1)介護福祉士の専門性と倫理 / (2)日本介護福祉士会の倫理規定
/ (3)介護の倫理的問題の理解
第5章 尊厳を支える介護
1 尊厳を支える介護とは
2 人権尊重の考え方
(1)人権とは何か / (2)日本国憲法にみる人権 / (3)その人自身をみるということ
/ (4)高齢者・障がい者の人権
3 QOLの考え方
(1)QOLとは / (2)クオリティ=質とは / (3)人生において,何に重きを置くのか
/ (4)医療におけるQOL / (5)各分野におけるQOLの考え方
4 ノーマライゼーションの考え方と実現
(1)ノーマライゼーションとは / (2)ノーマライゼーションの原理とその実現
5 利用者主体の考え方と実現
(1)私と人は同じではない / (2)主人公は利用者である。 / (3)利用者主体の実現
第6章 自立に向けた介護
1 自立・自立(自立支援)の考え方
(1)自立と自律 / (2)福祉の自立 / (3)高齢者の自立 / (4)自立支援
2 生活支援としての介護
(1)生活とは / (2)日本人の生活時間 / (3)介護における生活分類
/ (4)高齢者の生活 / (5)生活を支援する
3 自立支援の具体的展開
(1)介護福祉士としての自立支援 / (2)生活のなかの自立支援
/ (3)道具を活かした自立支援 / (4)環境からの自立支援
4 個別ケアの考え方
(1)集団ケアから個別ケアへ / (2)個別ケアの考え方 / (3)生活空間と個別ケア
/ (4)個別ケアの具体的な展開
5 ICFの考え方
6 介護とリハビリテーション
(1)リハビリテーションとは / (2)医学的リハビリテーションと生活リハビリテーション
/ (3)介護と生活リハビリテーション
第7章 介護を必要とする人の理解
1 人間の多様性,複雑性の理解
(1)人間の多様性の形成 / (2)人間の多様性・複雑性の理解
2 高齢者の暮らしの実像
(1)高齢者と健康 / (2)高齢者の生活
3 障がいのある人のくらしの理解
(1)障がい者(3区分)の理解
4 介護を必要としている人の生活環境の理解:施設の理解
(1)高齢者施設 / (2)障害者施設
第8章 介護サービス
1 介護サービスの概要
(1)インフォーマルな介護サービスとフォーマルな介護サービス
/ (2)ケアプランとケアマネジメント / (3)介護保険制度における介護サービスの種類
/ (4)介護報酬と算定基準
2 介護サービス提供の場の特性
(1)居宅における介護サービスの場 / (2)施設における介護サービスの場
3 居宅における介護サービスの特性
(1)訪問介護における介護サービスの特性
/ (2)認知症対応型共同生活介護(認知症グループホーム)における介護サービスの特性
4 施設における介護サービスの特性
(1)ユニット型介護老人福祉施設における介護サービスの特性
/ (2)介護老人保健施設における介護サービスの特性
第9章 介護実践における連携
1 多職種連携(チームアプローチ)の意味
(1)専門職スタッフの役割と連携
2 保健医療職種との連携の意義と役割
(1)主な保健医療職種の役割と連携 / (2)医行為と介護 / (3)医行為に該当しない行為
3 地域連携の意義と目的
(1)地域連携に関わる機関の理解
4 地域包括支援センターの機能と役割と連携
(1)地域包括支援センターの概要 / (2)地域包括ケアとは
/ (3)地域包括ケアシステムを実現するための5つの取り組み
5 市町村,都道府県の機能と役割
第10章 介護従事者の倫理
1 職業倫理
(1)職業倫理という語をめぐって
2 実践の大義をさぐる
(1)何のためのどのようなケアワークの仕事をするのか
3 プライバシーの保護
(1)秘密保持の原則と守秘義務 / (2)個人情報保護法の意義
/ (3)個人情報の適切な取り扱いのためのガイドラインの意義
第11章 介護における安全の確保とリスクマネジメント
1 介護における安全の確保とリスクマネジメント
(1)安全を確保することの意義 / (2)介護福祉サービスにおけるリスクマネジメント
2 事故防止,安全対策
(1)介護事故防止への取り組み / (2)介護場面における安全対策
/ (3)誤嚥/⑷ 内出血・皮膚剥離
3 感染対策
(1)感染と感染症に関する基礎的知識 / (2)感染予防対策
/ (3)感染症予防における共通の標準予防策(スタンダード・プリコーション)
/ ⑷ 高齢者に多い代表的な感染症
第12章 介護従事者の安全・健康管理
1 介護従事者の心身の健康管理
(1)介護従事者の健康管理はなぜ必要か / (2)介護従事者を取り巻く労働環境の課題
/ (3)介護従事者の心身の健康
2 腰痛対策
(1)介護従事者と腰痛 / (2)腰痛の対策
3 事故防止と対策
(1)介護従事者自身に関わる事故
4 労働安全
(1)労働安全の確保 / (2)労働安全への支援