はじめに
プロローグ――本書の位置づけ
Ⅰ 内藤莞爾の社会学の原点と全体概要
1.内藤莞爾先生の人となり
2.卒業論文「宗教と経済倫理―浄土真宗と近江商人―」
3.職業生活のスタートと内藤莞爾の研究概要
Ⅱ 社会調査への誘い
1.民族研究所における研究と海南島調査
2.文部事務官時代
3.九州大学時代
(1) 九州大学への赴任と社会調査法 / (2) SSM調査 村落編 / (3) 山口大学における社会調査実習
Ⅲ 村落調査から末子相続研究へ
1.実証的社会学研究へのウォーミングアップ
(1) 家族研究へ導いた3人の師 / (2) 戦前・戦中の調査研究
2.実証的村落調査
(1) 漁村調査 / (2) 農村SSM調査 / (3) 農村SSM福岡調査
/ (4) 農村調査資料と内藤莞爾「未定稿論文」 / (5) 山口市大内における調査
3.共同調査による視野の拡大
(1) 九学会連合奄美調査 / (2) 九州大学甑島共同調査
Ⅳ 社会学的末子相続の研究
1.社会学講義ノートより
2.末子相続調査に先立つ予備的考察
(1) 多様な相続形態 / (2) 末子相続とかかわる諸要因
3.末子相続調査の概要
(1) 末子相続調査地域の概要 / (2) 相続調査への取り組み / (3) 社会学的相続調査の手順
4.社会学的末子相続の研究
(1) 調査研究を支えた経費 / (2) 『哲学年報』(九州大学文学部紀要)にみる末子相続調査の軌跡
/ (3) 末子相続調査研究の集成
5.五島列島調査
6.九州大学文学部最終講義
7. 内藤莞爾の末子相続研究から何を学ぶか
Ⅴ フランス社会学史への回帰
1.フランス社会学との縁
2.九州大学への導き
3.九州大学におけるフランス社会学の授業
4.大学紛争時のフランス社会学の翻訳
5.立正大学におけるフランス社会学史研究
6.「贈与」の理論的・実証的研究
VI 総括:内藤社会学に通底する比較宗教社会論
エピローグ: 「内藤莞爾の社会学」の継承
内藤莞爾先生の略歴と主な研究業績
初出一覧
あとがき