全ての人類の歴史を見渡したうえで、
社会なるものの進化の過程を理論的に探究し続けてきたターナーの研究をまとめあげた社会学原論の集大成の第2巻。
(第1巻:マクロ、第2巻:ミクロ、第3巻:メゾ)。
ミクロ篇として、ミクロ・ダイナミックな過程について考察。
社会的現実におけるひとつの領域の基本特性を、まず定義することから着手し、
これらの特性を駆動させるダイナミクスに関する理論原理の開発に取り組む。
人間が相互作用を行い、また組織体を作ってきたすべての時代とすべての場所に適用できる、
高度に抽象的な一連の理論原理を明確に提示する。
人々による出会いこそがミクロな社会領域の基本構造であると考え、
「出会い」のダイナミクスに関する理論原理を開発する。
ミクロ・ダイナミックな理論は、出会いにおいて個人を行動に駆り立てる動力について説明する。
本書で提示する29 個の理論原理は、人間が「焦点の定まっている」(対面的な)出会いと
「焦点の定まっていない」(対面接触の予約を回避する)出会いにおいて相互作用を行う際に生じる、
ほとんどの出会いを説明することができる。