発達障害児の母親ケアラーの生活の苦しみと編み直し

サンプルサンプル

サンプルサンプルサンプルサンプル

サンプル著者名
5,720円
hontoで電子版を見る
発達障害児の母親ケアラーの生活の苦しみと編み直し
  • 発売日:2025/04/03
  • 出版社:学文社
  • ISBN:9784762034206

読み込み中…

発達障害児の母親ケアラーの生活の苦しみと編み直し

発達障害児の母親ケアラーの生活の苦しみと編み直し

通常価格 3,080 円(税込)
通常価格 セール価格 3,080 円(税込)
SALE 売り切れ
  • 発売日:2025/04/03
  • 出版社:学文社
  • ISBN:9784762034206
ネットストア在庫 詳細
    読み込み中...
My店舗在庫
    My店舗登録で在庫確認と店舗お受け取りのご利用が可能になります。(要ログイン)
  • 在庫表示のサンプル
商品説明
障害児の母親たちが社会生活においてどのような苦しみ、困難を抱えているのか。
またケアに従事する母親が持つ生活困難への問題対処(生活の編み直し)について、
生活構造論の考え方を足がかりにしつつ、全体像をとらえようとする試み。
生活困難がどのような社会構造に由来しているのか、に照準をあてる。

本書では、先行研究や理論検討だけでなく、
とくに発達障害児の母親に焦点をあてて実施された、
発達障害を主とする子どもの家族会のインタビュー調査や茶話会(グループインタビュー調査)、
支援サービス提供主体群などへの調査など、5点の調査分析をもとに構成。

社会的に孤立しやすい障害児の母親の生活問題について考え、生活困難を乗り越えるあり方について提言する。
目次
第1章 本書の目的─母親たちの生活上の苦しみと生活の編み直しをとらえる─
 発達障害児の母親たちが集う茶話会での語りから
 1.障害児の母親たちが直面する生活困難とその問題対処
 2.ケアに従事している立場性への着目―ケアするがゆえに見舞われる苦しみ―
 3.生活の編み直しをとらえる視座―生活構造論の援用―
 4.発達障害児をとりまく現状
 5.研究の方法
 6.本書の構成

第2章 障害児の母親はどのようにとらえられてきたのか─社会学研究のレビュー─
 1.近代家族の文脈からとらえられる障害児の家族
 2.当事者との関係性から障害児の母親をとらえる視点―抑圧的な主体として―
 3.当事者との関係性における新たな視座―ケアへ向かう力―
 4.障害児福祉の実現主体としての母親たち―社会制度に埋め込まれる―
 5.まとめ

第3章 発達障害児の母親が抱える生活困難
 1.発達障害児の母親の生活実態にかかわる先行研究
 2.研究方法
  2.1 調査の方法
  2.2 研究の対象
  2.3 分析の方法
 3.生活困難として抽出した5 つの概念的カテゴリー
  3.1 〈障害児の言動による生活の混乱〉
  3.2 〈子育てモデルがなく,試行錯誤している状況〉
  3.3 〈支援環境との物理的・心理的距離感〉
  3.4 〈良好ではない周囲との関係性〉
  3.5 〈日常的に生じる心理的負担感や葛藤〉
 4.抽出した生活困難の相互の関連性
 5.母親の生活困難の分析からみえてきた主な3つの問題
  5.1 養育上の困難さと専門的支援の得にくさ
  5.2 身近な関係性におけるソーシャル・サポートの脆弱性
  5.3 伏在化する母親自身の生活困難
 6.まとめ

第4章 発達障害児の母親の社会構造の関与と生活困難
 1.研究の方法
  1.1 調査の対象
  1.2 調査方法
 2.社会構造との接点にみる生活困難の内容
  2.1 調査対象者の属性
  2.2 社会関係ごとに見出された生活困難の内容
  (1)子どもが就学する以前の時期 / (2)子どもが小学生の時期 / (3)子どもが中学生以降の時期
 3.見出された生活困難からみえてきた問題
  3.1 子どもが過ごす場との接点において生じる生活困難
  3.2 ケアラーと教育役割を母親におしつけるジェンダー構造の問題
 4.まとめ

第5章 発達障害児の母親にとってのフォーマルな支援実態
 1.国の政策において障害児家族は支援対象となってきたのか
  1.1 国の子育て支援政策における障害児家族支援
  1.2 国の障害者福祉政策における障害児家族支援
 2.宮崎県における専門機関群の支援の実態―2012年の調査をもとに―
  2.1 宮崎県における専門サービス提供の実態
  (1)宮崎県障害福祉課 / (2)児童相談所 / (3)保健所 / (4)教育庁特別支援教育室
  / (5)発達障害者支援センター / (6)精神保健福祉センター
  2.2 専門機関群のサービスの利用状況
  2.3 小  括
 3.発達障害者支援センターにおける支援実態の分析―2016年,2019年の調査から―
  3.1 調査対象と調査方法
  3.2 発達障害者支援センターについて
  3.3 発達障害者支援センターにおける支援の実績
  3.4 家族に対する専門サービスに関する評価
  3.5 母親の専門機関群の整序化プロセス―〈専門サービスを積極的に利用しない〉―
 4.まとめ

第6章 発達障害児の母親にとっての対人的支援─ソーシャル・サポート分析に基づいて─
 1.ソーシャル・サポート概念についての検討
 2.これまでの障害児家族におけるソーシャル・サポート研究
 3.研究の方法
  3.1 調査の方法
  3.2 分析の対象
  3.3 分析の方法
 4.分析の結果
  4.1 サポート源について
  4.2 ソーシャル・サポートの種類と内容について
  (1)家族にみられるソーシャル・サポートの種類と内容
  / (2) インフォーマルな関係性にみられるソーシャル・サポートの種類と内容
  / (3)専門機関にみられるソーシャル・サポートの種類と内容
  / (4)その他のサポート源にみられるソーシャル・サポートの種類と内容
  4.3 サポート源と事例の対応
 5.まとめ

第7章 母親たちの「頼みの綱」となる障害児親の会─宮崎県の障害児・障害児家族の団体A,Bを事例として─
 1.障害児の親の会に関する先行研究
 2.研究の方法
 3.研究対象団体の概要
  3.1 設立・会員構成・運営
  (1)団体A / (2)団体B
  3.2 活動内容
  (1)団体A / (2)団体B
 4.団体の活動に関する特徴
  4.1 支援ニーズの発見と支援活動の創造
  4.2 時間の経過による活動の遷移性
 5.団体の組織としての特徴
  5.1 障害種や診断などを参加条件として問わない会員構成
  5.2 非会員も活動に参画できる寛容性の高さ
  5.3 地域における人材(学生・専門家)の積極的関与・活用
 6.まとめ―自給自足の営みとしての親の会―

第8章 発達障害児の母親の生活実態とQOL
  ─日本語版社会的ケアQOL尺度(ASCOT Carer)を用いた調査の分析─
 1.研究方法
  1.1 採用するQOL指標
  1.2 調査対象
  1.3 調査内容
  1.4 分析方法
 2.結  果
  2.1 回答者の属性
  2.2 ASCOT Carer SCT4
 3.まとめ

第9章 家族によるケアと地域の共同性─高齢者,子ども,障害児のケアから─
 1.ケアの必然性とケアに応答してきた家族
 2.家族ケアの限界と地域福祉論の台頭
 3.高齢者のケアと地域福祉活動の展開―連帯価値に基づく人々の地域参画―
  3.1 山形県上山市における福祉のまちづくりの展開
  3.2 農業協同組合による地域福祉活動
  3.3 小  括
 4.子育て支援活動の展開と地域社会―連帯価値に基づくボランタリーな組織化―
  4.1 ファミリーサポートセンターの支援者の動機づけ
  4.2 住民主体型育児支援組織におけるリーダーの動機づけと組織の特徴
  4.3 小  括
 5.母親が孤立する障害児のケア―後景に押しやられる地域の共同性―
 6.まとめ

第10章 障害児の母親は,なぜ苦境に立たされるのか─母親を社会的排除においこむからくり─
 1.障害児の母親の生活上の困難とその社会的背景について考える
 2.肥大化する母親役割―母親がひとりで責任を引き受け,責めを負う背景―
 3.家族主義が強い日本の福祉の仕組み―母親に対する支援が乏しい背景―
 4.透明な自己というケアラーの特徴―母親自身の多重な生活困難が潜在化する背景―
 5.結語―社会的包摂へ向けて―

引用参考文献・参考資料
初出一覧
索  引

詳細を表示する

カスタマーレビュー

honto本の通販ストアのレビュー(0件)

並び順:
1/1ページ

最近チェックした商品