鈴木広の社会学

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鈴木広の社会学
  • 発売日:2026/02/16
  • 出版社:学文社
  • ISBN:9784762034688

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鈴木広の社会学

鈴木広の社会学

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商品説明
日本を代表する都市社会学者・鈴木広(九州大学名誉教授)の研究とその思想を明らかにする。
鈴木広がどのような問題意識と研究組織を持ち、どのように都市社会学を発展させたのかを、
時代順に整理し「鈴木広の社会学」を解明していく。
『やまぐち地域社会研究』に連載した内容を基に、主に5章、6章を新たに加筆して構成。

「内藤莞爾の社会学」に続く、九州大学文学部の社会学研究室で、
著者が学び取った「鈴木広の社会学」への誘い。
目次
 はじめに
 プロローグ

Ⅰ 鈴木社会学の全体像─九州大学文学部社会学研究室の窓から
 1.はじめに:内藤莞爾と鈴木広
 2.鈴木広の人となりと研究概要
  (1)鈴木広自身が語る自画像 / (2)鈴木広の研究経歴
 3.鈴木社会学の変遷と特徴
  (1)鈴木社会学の時期的区分と重要な研究業績 / (2)研究時期ごとの研究業績
 4.鈴木社会学の特徴
  (1)優れた翻訳 / (2)教科書の編集 / (3)論文の内容に関わる特徴
  / (4)多彩な共同研究 / (5)実証研究を支えた研究費
 5.鈴木廣先生謝恩会
 6.鈴木社会学の継承

Ⅱ 社会科学から社会学へ─東北大学文学部社会学研究室での学び─
 1.はじめに:先を読む力
 2.東北大学における社会学との出会い
  (1)東北大学社会学科のはじまり / (2)東北大学入学とイールズ事件
  / (3)新明正道先生との出会い / (4)新明先生との対峙
 3.社会学理論の探求
  (1)卒業論文と大学院進学 / (2)修士論文:機能論的社会理論の検討
  / (3)地域共同体の理論:経済史学と社会学 / (4)「マンハイム研究」のゼミにて
  / (5)理論と実証:中範囲の理論
 4.東北大学社会学研究室における実証的共同研究
  (1)漁村地域の調査 / (2)社会変動(町村合併)の実証的分析
  / (3)産業都市の構造分析
 5.まとめ「都市研究における中範囲理論の試み」
  (1)東北大学からの旅立ち / (2)余 録

Ⅲ 九州大学で萌芽した「社会移動の研究」
 1.はじめに
 2.東北大学における研究成果の九州への着床
  (1)九州大学文学部紀要『哲学年報』へのデビュー
  / (2)文部省科学研究費による「零細企業集団型都市の研究」
 3.創価学会調査と社会移動の効果
  (1)創価学会調査の取り組み / (2)創価学会調査の概要
  / (3)社会移動の効果と態度変容
 4.学生の団体活動とのかかわり
  (1)『展望』論文にみる学生行動 / (2)『九州大学新聞』とのかかわり
 5.社会移動研究会の結成
  (1)「土着型社会の流動化をめぐる政治状況─都市近郊地域における生活構造の変質過程─」
  / (2)社会的移動論序説 / (3)社会移動研究会の発足

Ⅳ 社会移動とコミュニティの実証的研究
 1.はじめに:社会移動研究会の始動
 2.安田三郎『社会移動の研究』の検討
  (1)安田三郎『社会移動の研究』の評価できる点 / (2)『社会移動の研究』にみられる小さな疑問点
  / (3)安田の社会移動の研究に対する最大の疑問点
 3.実証的社会移動研究への取り組み
  (1)唐津市調査におけるコミュニティの構造とコミュニティ意識
  / (2)福岡市調査におけるコミュニティ・モラールの検討
  / (3)コミュニティの分析枠組みの成立
 4.文部省科学研究費助成による「社会移動の効果に関する社会学的研究」
  (1)1970年代の時代背景と調査の位置づけ / (2)調査地域の選定
  / (3)アンケート調査票の作成 / (4)住民意識調査の実施と調査結果の報告会
 5.『コミュニティ・モラールと社会移動の研究』(アカデミア出版会,1978年)
 6.日本都市学会賞(奥井記念賞)の受賞
 7.「日本都市社会学会」の誕生
 8.「社会移動とコミュニティ」の先に

Ⅴ コミュニティ研究成果の実践
 1.昭和50年代の総括『都市化の研究』
 2.日本都市社会学会の設立と期待
 3.マスコミと連携した住みよいまちづくりへの提言
  (1)西日本新聞社「社会学者の目」 / (2)西日本新聞社「明日の西日本を考える30人委員会」への参画
  / (3)熊日新聞「熊日論壇」 / (4)毎日新聞紙上における「西日本社会学会」大会の報告
  / (5)西日本新聞社『50年代の地域開発─その課題と条件』
 4.大都市におけるコミュニティの可能性調査
 5.社会学の実践としての地域福祉社会学
  (1)旧産炭地域の持続と活性化 / (2)嘉穂劇場への思い
  / (3)財団法人福岡県地域福祉振興基金とともに / (4)九州大学文学部に地域福祉講座の設置を
 6.ボランティア行為の福祉社会学
  (1)Kパターンの発見 / (2)自発性原理と互酬性原理 / (3)実践的インプリケーション

Ⅵ 都市社会学から環境社会学へ
 1.初心を貫く鈴木社会学の真髄
  (1)綜合社会学の亡霊 社会学テキストへの関与より / (2)鈴木広訳編『都市化の社会学』への期待
 2.都市社会学と環境社会学
  (1)拡大する福岡市への警告 / (2)方法としての環境社会学
  / (3)都市社会学の現代的課題(1997年) / (4)都市=環境パラダイムの構築と市民参加
  / (5)雲仙普賢岳災害地域住民の研究と第1回日本都市社会学会賞受賞
  / (6)環境社会学者飯島伸子さんへの追悼
 3.最終講義:Kパターン再訪─ボランティア社会の可能性

エピローグ
 1.清水幾太郎へのラブレター
 2.社会学の先達としての「先生」
 3.鈴木広先生に学んだ弟子たち
 4.鈴木廣先生を偲ぶ会

 付属資料 CMM調査票
 鈴木広先生研究業績目録
 あとがき
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