【あとがき より】(抜粋)
日本儒教学会は、二〇一五年一〇月より配布を始めた、次のような設立趣意書に賛同された方々を迎えて成立しました。
日本思想の中核の一つを占める儒教は、中国に由来し、日本ばかりではなく、朝鮮・ヴェトナム・琉球など東アジア全域に大きく影響を与えてきた。これらの思想のうち、中国に関するそれは、日本中国学会において、日本に関するそれは、日本思想史学会において、深く研究が続けられてきている。しかし、中国と日本との関係、さらには朝鮮・ヴェトナム・琉球をも視野に入れた東アジアの儒教全体を横断する学会は、日本には存在していない。日本儒教学会は、儒教を中心としながら、学際的な視野を持って、儒教に関する学術研究と国際交流、および会員相互の親睦を図ることを目的とするものである。
(中略)本論集は、日本儒教学会の十周年を記念して、日本儒教学会の役員に寄稿を呼びかけ、応じられた十六篇を編纂して成りました。日本儒教学会の着実な成果の一つです。
今後とも、日本儒教学会は、設立趣意書に基づき、儒教を中心としながら、学際的な視野を持って、儒教に関する学術研究と国際交流、および会員相互の親睦を図ってまいりたいと思います。