はじめに
第1章 総合病院に赴任して
1 あわただしい時間
2 かげのない空間
3 歴史性と個別性の軽視
4 ふれることの少なさ
5 打ち明けることの少なさ
第2章 心身症の隠喩(ルビ:メタファー)
1 運命性
2 辺縁性
3 慢性性
4 内部と外部
5 「ふれる」ことをめぐって
6 心身医学―統合の試み
第3章 心身症の臨床
1 症例の検討
2 アレキシシミア
3 心身症と行動化
4 心身症と境界例
第4章 心身症の精神療法
1 休養の保証
2 病歴をとる
3 精神療法への導入
4 疾病モデルの提示
5 治療者の不安
6 患者の発狂恐怖
7 知的理解のすすめ
8 「ふれる」ことについて
9 「打ち明ける」ことについて
第5章 総合病院のなかの精神科医
1 精神科はどう見られているか
2 コンサルテーション・リエゾンの経験から
3 人工透析と腎移植をめぐって
第6章 心理療法の作法を語る―成田善弘×木村宏之対談
あとがき
再版にあたって ふり返って思うこと