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商品説明
[中原佑介美術批評選集第7巻]
中原佑介が、芸術と生活の変容を読み解く。

メディアの急速な拡張と社会の変化を芸術の側面から論しる、今なお新たな発見と刺激に満ちた先駆的な論考集。写真、映画やテレヒの登場など、新しいメティア状況に対応して、美術はいかに変容したか。また、漫画、デザインなどに対して批評はどんなや役割を果たすのか。これからの芸術を考えるとき、再読すべきテキスト群を集成。

[目次]
第1章:メディアと芸術
テレビにおける美術
テレビにおけるアニメーション
芸術家の決断 テレビの記録性について
芸術と非芸術について マス・コミュニケーションを中心に
イメージの所有について
触覚の復権
記憶と記録についての小論

第二章:漫画論
青カヒの合唱 日本の漫画
声なき肉体 漫画からアンチ漫画へ

第三章:テサインについて
一九五八・二科展商業美術部評
宣伝と美術の分裂 日宣美展 '58 の問題点
第九回「日宣美展」評 「ことば」と「イメージ」の問題を中心に
テザイナー とは何か  デザインをめぐる諸考察
無用のテサインを  ペルソナ展をみて
「転移」の思想 ソットサスのデザイン
印刷美術について
引き出し論 倉俣史朗の家具
八〇年代のイラストレーション

第四章:写真論
度のあわないめがね ザ・ファミリー・オブ・マン写真展
予感としての写真
「剰余」としての写真
コンセプト・フォト断章
現代美術と写真の交錯
プライベート・フォトの意味するもの 「わが家のこの一枚」をみて
写真への考古学的関心 関心を薄くする美学主義

第五章:映画・映像論
映画の「第四次元」
アニメーション映画の可能性
色彩に重ねた作者の思想 《赤い砂漠》と色彩
時間の拡張と映像の凋落
「見る」ことへの過激性 ジガ・ヴェルトフ論
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