「美味」とか「廉価」だということは
二の次のような気がする。
食べることは生きること。
食べることでいちばん大切なこととは何か。
それは口に入る素材、
すなわち肉、魚、野菜のいずれもが安全でかつ
新鮮であるということではないだろうか。
「よい肉を扱う仕入れ業者を大切にする」という
「伊勢廣」初代の教えは徹底されている。
「伊勢廣」は東京・京橋で九十余年営業し、
今も進化を続ける。
代表の星野雅信氏、弟の進哉氏、そして将来、
四代目が跡を継ぐ。
「伊勢廣」の看板の重みを乗り越える準備は
すでに始まっている。
「お店の伝統を絶対に消すわけにはいきません。
大変なことというよりも、この先に自分が将来は
何をするのか、という、はっきりとした目標が
見つかったことで俄然、やる気になりました。
そして一日、一日を大切に生きて行くことこそ、
自分の人生においての楽しみ方だとも思っております」
(星野達哉氏)。
毎朝届く新鮮な鳥一羽を捌き、厳選した千住葱、
椎茸、ししとう等とともに、
職人が備長炭で丁寧に焼き上げる。
ランチでも夜のフルコースでも多くのお客で賑わう
「伊勢廣」の神髄に迫る。