パンドラが蓋を開けると、次から次へと災いが噴き出してきた――想定外の危機に対応するためには、「展望的思考」の下に問題意識を練成しておかなければならない。安直な希望などないという絶望から、怯まずに現実に向き合える倫理を。
●著者紹介
近藤 剛(こんどう ごう)1974年 兵庫県生まれ。2004年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程学修認定退学。2007年 京都大学博士(文学)学位取得。現在,神戸国際大学経済学部教授,同志社大学文学部嘱託講師,京都産業大学文化学部非常勤講師,神戸松蔭女子学院大学キリスト教文化研究所客員研究所員。著書に,『哲学と神学の境界―初期ティリッヒ研究―』(ナカニシヤ出版,2011年),『増補版 キリスト教思想断想』(ナカニシヤ出版,2014年),『大学教育の変貌を考える』(共著,ミネルヴァ書房,2014年),『現代の死と葬りを考える』(編著,ミネルヴァ書房,2014年)など。