西アフリカ・エボラ危機 20132016

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「まさかエボラが本当にあるとは思わなかった」

現地の人びとにとってエボラ危機とは、どのような経験だったのか。
恐るべき感染症に〈人類〉はいかに対処したのか。

国際社会からローカルなレベルまで、さまざまな組織や個人が関わった感染症対策の経験を人類学者が綿密な調査を通して描き出す。


エボラ出血熱はエボラ・ウイルスに起因する感染症であり、その致死率は50?90パーセントにもおよぶ。1976年に存在が確認されて以降、アフリカ大陸を中心にたびたび流行を繰り返してきた。こうした流行のなかでも、本書が取り上げる西アフリカ・エボラ危機は最大のものである(「はじめに」より)

著者紹介

岡野英之(オカノ ヒデユキ)
1980年三重県生まれ。近畿大学・講師。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。文化人類学。西アフリカや東南アジアで現地調査を行い、武力紛争や平和構築、国家の統治(汚職や人脈)について研究してきた。本書と関連する著作として、「シエラレオネにおける国家を補完する人脈ネットワークエボラ危機(2014?2016年)
からの考察」(末近浩太・遠藤貢編『紛争が変える国家 グローバル関係学4』岩波書店,2020年)、『アフリカの内戦と武装勢力シエラレオネにみる人脈ネットワークの生成と変容』(昭和堂,2015年)がある。
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