キャリアを支える教職入門

はじめに

第Ⅰ部 教職の仕事を知る

第1章 教師になるには
1.1　教育の目的
1.2　教員の仕事
1.3　教員免許状と教職課程
1.4　教員採用試験
1.5　教員の信念と実践

第2章 教師の義務と勤務条件
2.1　教育法規の基本
2.2　教育公務員としての教員
2.3　教員の給与と待遇
2.4　教員勤務の現状と待遇改善の状況
2.5　教員のコンプライアンス

第3章 学校組織と教師
3.1　学校組織と運営を考える
3.2　学校のなかの組織としくみ
3.3　地域と学校の関係

第Ⅱ部 教師の資質・能力を知る

第4章 学び続ける教師
4.1　教師の力量
4.2　教師の研究と修養

第5章 教師としての自己と生活
5.1　教師としての自己と教師像―「教師アイデンティティ」とは？
5.2　初任者としての教師
5.3　教師の生活とキャリア
5.4　自分らしく成長する教師―「強み」

第6章 教師のメンタルヘルス
6.1　教師のメンタルヘルスを取り巻く状況
6.2　職業性ストレスモデルによるストレスの理解
6.3　メンタルヘルスの予防
6.4　セルフケア
6.5　学校組織の対応

第Ⅲ部 公教育の動向を知る

第7章 日本の学校教育をみつめる歴史的視座
7.1　はじめに―なぜ「歴史を学ぶ」のか
7.2　江戸時代の教育
7.3　文明開化と学制公布
7.4　学校教育の普及と就学率の向上
7.5　おわりに―改めて「歴史を学ぶ」こと

第8章 現代社会と学校教育（1）―未来を拓く教育
8.1　現代社会の動向
8.2　生きる力の育成
8.3　ICT と教育

第9章 現代社会と学校教育（2）―子どもの多様化・複雑化
9.1　子どもを取り巻く環境の変化
9.2　子どもの多様化と課題
9.3　多様性を尊重する教育

第Ⅳ部 教職への意欲と理解を深める

第10章 「教職入門」の学び方・教え方―学びを深める授業とワーク
10.1　教職志望者の学びのしくみ
10.2　教職入門の授業設計とワーク
ワーク1　教師として大切にしたい姿 → 1 章
ワーク2　私の「成長曲線」を描こう → 2 章
ワーク3　地域や学校の「働き方改革」への取り組みを探そう → 2 章
ワーク4　学校と保護者・地域との連携 → 3 章
ワーク5　リフレクション（ALACT モデル）① → 4 章
ワーク6　リフレクション（ALACT モデル）② → 4 章
ワーク7　自分の「性格的な強み」を見つけて活用しよう → 5 章
ワーク8　ブレイン・ストーミングによる問題解決 → 6 章
ワーク9　認知再構成法 → 6 章
ワーク10　「教育実践の遺産」に学ぶ → 7 章
ワーク11　学校教育で育てたい資質・能力 → 8 章
ワーク12　「考える」に焦点化した授業づくり → 8 章
ワーク13　多様性の理解 → 9 章
ワーク14　教育課題の質問づくり → 1-10 章
ワーク15　教師をめざす学生のためのプレゼンテーション授業 → 1-10 章
ワーク16　教職入門を受講する人たちへの手紙 → 1-10 章

おわりに―教師への学びを始めたみなさんへ
付録「教育関連法規リンク集」