「動ける体が一番の防災グッズ」「避難行動要支援者は日常生活要支援者だ」「誕生日に大切な人に防災グッズを贈ろう」――「災害」を「特別なもの」ではなく、日常に地続きのものとして考え、「みんなで助かる」ための視点を身につける心理学エッセイ。
往々にして二の次になりがちな、しかし本来だれにとっても大切なはずの防災について、コーヒーカップ片手に気楽に学んでいただけるような書物を企画した。…(略)…一言で「防災」と言っても、いろいろなアプローチがある。本書では、防災を、専門家の研究対象や行政の担当職員の実務対象になるだけの縁遠いものではなく、生活者の身近な問題、つまり、私たちみんなの日々の暮らしに直接連なることとしてとらえられるよう、心理学をベースに防災に迫る内容とした。【本文からの引用】
●著者紹介
矢守克也(やもり かつや)
1988年 大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学
現在,京都大学防災研究所巨大災害研究センター教授
主著:
『防災ゲームで学ぶリスク・コミュニケーション』(共著)ナカニシヤ出版
『クロスロード・ネクスト』(共著)ナカニシヤ出版
『現場でつくる減災学』(共編著)新曜社
『天地海人』ナカニシヤ出版
『アクションリサーチ・イン・アクション』新曜社
『Disaster Risk Communication: A Challenge from a Social Psychological Perspective』(編著)Springer
『防災心理学入門』ナカニシヤ出版
『避難学』東京大学出版会
『天変地異のオープンサイエンス』(編著)新曜社
『書とともに現場へ出よう』新曜社