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化粧品における感性価値創造《普及版》

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商品説明
ヒトの感性と化粧品の相互作用を軸に、官能評価の解析から最新の機器計測手法、さらにはAIやIoTを駆使した感性価値創造まで、使用感評価の最前線と実用例を網羅し、次世代の製品開発を展望する一冊。
目次
【化粧品開発のための使用感のメカニズム 編】
第1章 化粧品における感性価値の重要性
1 感性価値とは
2 化粧品の感性価値
3 スキンケアの連用を促す使用感
4 使用感を味わう―感性価値の実質価値化―
5 感性価値の取り扱い
6 機器測定への期待
7 他の感性価値への取り組み

第2章 商品設計・開発のための官能評価
1 官能評価の全体像
 1.1 ものづくりの流れの中で
 1.2 官能評価の流れ
2 官能評価の問題点
 2.1 評価用語の選定
 2.2 時系列評価の手法
3 “何となく”の見える化

第3章 商品設計・開発のための官能評価の解析
1 官能評価データの特質
2 統計的方法
3 一対比較法
 3.1 考え方
 3.2 実施例
 3.3 シェッフェの一対比較法による解析について
 3.4 シェッフェの一対比較法の改良
4 おわりに

第4章 視覚による価値創造:感性記憶型パッケージング
1 はじめに
2 消費者の「注意」がボトル・ネックとなる国内消費財市場
3 感性記憶型パッケージングとは
4 感性記憶型パッケージングの事例
5 その鍵は「違和感」と「納得感」
6 今なぜ,パッケージ・コミュニケーションなのか
7 まとめ

第5章 五感と高次感覚の関係
1 はじめに
2 五感情報がもたらす高級感
3 感覚マーケティングとは
 3.1 五感情報によって高次感覚を高める感覚マーケティング
 3.2 化粧品感覚マーケティングの経路となるもの
4 五感にもとづく高次感覚情報を言語化する試み
 4.1 オノマトペの五感分類
 4.2 オノマトペをもちいた高次感覚測定に影響する表記形態
5 ユーザーの高次感覚に向き合うことの意味

第6章 化粧品の使用感評価と基盤技術
1 はじめに
2 美粧効果を支える基盤技術
3 化粧品産業のあり方
4 化粧品開発と使用感評価法
 4.1 化粧品の開発
 4.2 使用感評価
 4.3 化粧品開発の考え方
 4.4 研究方法
5 使用感・美粧効果を支える基盤技術
6 製剤技術の進歩と二つの方向
7 美しさの新しい流れ
 7.1 客の要求品質
 7.2 化粧品開発の方向
8 おわりに

【機器計測による化粧品の使用感評価 編】
第7章 機器計測の分類とその特徴
1 はじめに
2 肌理(きめ)測定
 2.1 レプリカ画像解析法
 2.2 レプリカ三次元計測法
 2.3 ビデオマイクロスコープを用いた皮膚表面画像解析法
 2.4 レプリカを介さない三次元直接計測法(in vivo法)
3 角層水分量測定
 3.1 高周波電流法
 3.2 全反射吸収―FTIR法
 3.3 近赤外分光法(Near InfraredSpectroscopy;NIR)
 3.4 共焦点ラマン分光法
4 皮脂測定
5 皮膚バリア機能測定
6 しわ測定
 6.1 斜光照明によるレプリカ二次元画像解析法
 6.2 レプリカを用いた三次元解析法
 6.3 in vivo計測法
7 毛穴測定
8 皮膚色測定
9 しみ測定
10 紅斑測定
11 皮膚摩擦測定
12 皮膚力学測定
13 皮膚計測の長所・短所
14 おわりに

第8章 機器計測手法と官能評価項目との対応関係
1 はじめに
2 使用感要素と機器計測項目との対応関係の解析
 2.1 消費者の官能評価と,使用感の数値化
 2.2 メイクアップ動作と使用感の要素
 2.3 使用感の要素と機器計測項目
 2.4 製品かたさに関する機器計測と使用感
 2.5 粉体形状に依存した使用感
 2.6 粉体形状係数と使用感
 2.7 粉体の動摩擦係数と使用感
3 製品物性からの使用感の予想モデルと信頼度の解析方法
 3.1 製品のカテゴリーの違いによるモデルの信頼度の変化
 3.2 基本対応モデルと外乱因子の補正
 3.3 複数の対応モデルと信頼度の重み係数
 3.4 データベースを利用した製品物性と使用感の対応予測モデル
4 製品開発における機器計測と使用感の近似モデルの利用の仕方
 4.1 機器計測と官能予測モデルを用いた製品開発フロー
 4.2 官能応答予測モデルの信頼度評価と最適化
5 おわりに

第9章 洗浄用化粧品の使用感の数値化
1 はじめに
2 クレンジングの使用感
 2.1 クレンジングの官能評価の実施
 2.2 クレンジングの「伸ばしやすさ」の数値化
 2.3 クレンジングの「すすぎやすさ」の数値化
 2.4 クレンジングの使用感マッピング
3 洗顔料の使用感
 3.1 洗顔料の官能評価の実施
 3.2 洗顔料の泡の「伸ばしやすさ」の数値化
 3.3 洗顔料の泡の「すすぎやすさ」の数値化
 3.4 泡洗顔料の使用感マッピング
4 まとめ

第10章 メイクアップ化粧品(口紅)
1 はじめに
2 口唇の生理・触覚特性
3 口紅の官能評価法とその注意点
4 機器を用いた口紅の使用感を評価した事例と概要
 4.1 KES-SE(摩擦感テスター)による表面特性の計測
 4.2 レオロジー手法を用いた機器計測
5 まとめ

第11章 有効性が実感できる育毛薬剤の開発
1 はじめに
2 男性の薄毛の特徴
3 女性の薄毛の特徴
4 エビデンスが重視される最近の育毛薬剤
5 有効な育毛薬剤探索の前臨床試験法
6 既存育毛薬剤の再評価の重要性
7 おわりに

第12章 フレグランス化粧品
1 はじめに
2 フレグランス化粧品の使用目的
3 においの計測の概要
 3.1 物質計測
 3.2 生体計測
  3.2.1 中枢神経系を指標とするもの
  3.2.2 自律神経系を指標とするもの
  3.2.3 内分泌系を指標とするもの
  3.2.4 免疫系を指標とするもの
  3.2.5 その他
4 具体的な物質計測の手法
5 具体的な生体計測の手法
 5.1 においの嗜好性作用
 5.2 においの覚醒・鎮静作用
 5.3 疲労感軽減・作業効率向上作用
 5.4 ストレス緩和作用
 5.5 免疫向上作用
 5.6 睡眠改善作用
 5.7 消臭作用
6 おわりに

第13章 歯磨剤中の清掃基剤の役割―ハイドロキシアパタイト清掃基剤の特徴―
1 はじめに
2 清掃基剤
3 ハイドロキシアパタイト歯磨剤
 3.1 ハイドロキシアパタイト
 3.2 ハイドロキシアパタイトの研磨性
 3.3 ハイドロキシアパタイト歯磨剤の再石灰化効果
 3.4 ハイドロキシアパタイト歯磨剤のホワイトニング効果
 3.5 ハイドロキシアパタイト歯磨剤の結晶性と含有量
4 おわりに

【機器計測による化粧品と生体の相互作用の評価 編】
第14章 皮膚の表面形状の解析
1 はじめに
2 フラクタル次元推定手法
 2.1 標準偏差を用いたbox-counting法
 2.2 推定精度の検証
  2.2.1 フラクタル画像の作成
  2.2.2 フラクタル次元推定実験
3 肌情報について
 3.1 測定部位と取得方法
 3.2 デジタルカメラによる肌画像
 3.3 レーザー光計測による肌表面の起伏値
 3.4 肌情報の主観評価
4 肌のフラクタル解析
 4.1 肌のスケーリング特性
 4.2 肌のフラクタル次元分布
 4.3 主観評価値とフラクタル次元値の関係
 4.4 年齢とフラクタル次元値の関係
 4.5 肌の色成分とフラクタル次元の関係
 4.6 従来法との比較
5 おわりに

第15章 皮膚の力学特性
1 はじめに
2 皮膚の力学的特徴
3 引張試験から得られる力学特性と皮膚の組織像との関係
4 層による力学特性の違い
5 皮膚の力学特性の非侵襲計測に影響を与える因子
6 皮膚の力学特性計測の実際
7 おわりに

第16章 化粧品クリームの使用感につながるレオロジー測定
1 はじめに
 1.1 化粧品の官能とレオロジーの関係
2 レオロジーについて
 2.1 弾性と粘性について
 2.2 粘弾性体について
 2.3 粘度・粘弾性の測定
  2.3.1 定常流粘度及び第1種法線応力差の測定
  2.3.2 動的粘弾性測定の数学的解釈
3 化粧品クリームのレオロジー測定
 3.1 材料
 3.2 測定条件
4 結果および考察
 4.1 回転粘度測定
  4.1.1 定常流測定
  4.1.2 粘度回復測定
  4.1.3 応力掃引測定
 4.2 動的粘弾性測定
  4.2.1 応力分散測定
  4.2.2 周波数分散測定
5 おわりに

第17章 肌の外観評価:色と色素の定量化を中心にした事例
1 はじめに
2 肌色の評価
 2.1 表色系の利用
 2.2 顔,肌の特殊性
3 色素の評価
 3.1 肌における光伝搬の過程
 3.2 メラニンとヘモグロビンの定量化
4 画像評価への展開
 4.1 RGB画像の次元拡張
 4.2 色素を画像化する方法
5 肌色から質感へ:まとめに変えて

第18章 毛髪内部成分分析(顕微IR)
1 はじめに
2 毛髪内部浸透成分解析
 2.1 (メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー水分散液
 2.2 イノシトール
3 SPring-8光学系の進化
4 毛髪内部浸透成分解析2
5 化学ダメージ処理毛髪観察
 5.1 タンパク質の局在
 5.2 脂質,及び,システイン酸分布
6 おわりに

第19章 しなやかな髪の力学特性と毛髪精密改質技術の開発
1 はじめに
2 しなやかな髪とは
3 力学特性測定の留意点と工夫
 3.1 弾性率測定の留意点
 3.2 表層部と内部の曲げ弾性率
4 しなやかな髪の力学特性とそれを支配する因子
 4.1 しなやかな髪の力学特性
 4.2 生来しなやかな髪としなやかでない髪の違い
 4.3 後天的にしなやかさを失った髪
5 毛髪の精密改質技術
6 おわりに

第20章 化粧品成分の皮膚への浸透性
1 はじめに
2 皮膚の構造と化粧品成分の経皮吸収経路
 2.1 皮膚の構造
 2.2 経皮吸収経路
3 化粧品成分について
4 経皮吸収速度を決定する因子
 4.1 分配とは
 4.2 拡散とは
5 拡散方程式
 5.1 Fickの拡散第1法則
 5.2 Fickの拡散第2法則
6 経皮吸収速度
7 無限用量と有限用量
8 皮膚透過に及ぼす化学物質の極性と分子サイズの影響
9 化学物質の皮膚中濃度
10 主な化粧品成分の経皮吸収

第21章 化粧品と生体の相互作用における触感の物理モデルの構築
1 はじめに
2 触感の物理モデルとは
3 官能評価と統計解析によるアプローチ
4 機器計測による物理モデルの構築
5 化粧品使用における触覚と他の感覚の関係
6 おわりに

第22章 化粧品の感性価値創造のための使用感評価と手法設計
1 はじめに
2 脳波を用いた嗜好取得の研究
3 脳波を簡易で正確に用いて感性を取得する方法
 3.1 脳波計測
 3.2 感性アナライザ
4 感性取得方法
 4.1 ストレス度
 4.2 眠気度
 4.3 興味度
 4.4 集中度
 4.5 好き度
5 脳波を用いた化粧品の感性価値創造のための使用感評価
 5.1 実験結果
6 おわりに

【感性価値創造のための最新技術 編】
第23章 感性価値に基づくスキンケア製品の処方設計
1 感性価値を向上させた化粧品製剤開発とは
2 感性価値を考慮したスキンケア化粧品の素材選定
 2.1 「やさしさ」を訴求するための素材選定
 2.2 サステナビリティ
3 感性価値の観点から行う製剤骨格の設計ポイント
 3.1 スキンケア化粧品の感性価値向上の目標となる感覚とは
 3.2 感覚価値に働きかけることを目指した製剤の骨格設計とは
  3.2.1 溶液製剤・可溶化製剤
  3.2.2 エマルション
4 今後に向けて

第24章 感性価値創造のための指標化技術と化粧品の処方設計への応用
1 はじめに
2 感性指標化技術
3 感性指標化技術を用いたふきとり化粧水の処方設計
 3.1 印象構造の可視化
  3.1.1 評価語の収集・選定
  3.1.2 印象評価実験
  3.1.3 結果と考察
 3.2 物理特性と触感の関係性の定式化
  3.2.1 印象評価実験
  3.2.2 物理特性の計測
  3.2.3 動摩擦係数との関係性
  3.2.4 振動特徴量との関係性
 3.3 ふきとり触感の優れた化粧水の開発
  3.3.1 方法
  3.3.2 結果と考察
4 まとめ

第25章 感性価値創造のための人工知能技術
1 はじめに
 1.1 講演の評価:聴衆が拍手喝采するか
 1.2 漫才の評価:面白さと漫才コンテストの順位予測
 1.3 講演と漫才の特性
2 感性の評価および予測モデルの構築手順
 2.1 定量的な特徴のリストの作成
 2.2 特徴量の選択
 2.3 モデル構築に用いる評価値
 2.4 予測モデルの構築および評価
 2.5 特徴量の性質,個々の特徴の寄与率
3 新しい感性を評価する方法
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