はじめに
第1章 「あたりまえのことが曲者だよ」、コペル君――批判的思考力を育てる学校図書館
1 『君たちはどう生きるか』
2 「自ら考え自ら判断する」
3 「生きる力」と学校図書館
4 批判的思考力を支える条件
第2章 子どもを育てる読書の「力」――読書は子どもの「栄養素」
1 読書は成長への「螺旋階段」
2 読書の最大の魅力、それは「楽しみ」
3 「想像力」を高める読書の世界
4 「自己形成」を促す読書の力
5 コペル君と「自己形成」
6 情報入手の手段としての読書
第3章 「健全な教養」って何だろう――学校図書館法第二条の「健全な教養」概念を考える
1 「学校図書館法の目的」規定
2 「教養の向上」――学校図書館法の提案理由
3 「児童又は生徒の健全な教養を育成する」の意義
4 「教養」概念の歴史性と時代性
5 「健全な教養」を考える
6 「健全な教養の育成」と選書
第4章 図書館利用記録とプライバシー――刑事訴訟法第百九十七条第二項に関連して
1 図書館利用記録の捜査機関への提供
2 「捜査関係事項照会書」と図書館の貸出記録
3 刑事訴訟法第百九十七条第二項について
4 刑事訴訟法第百九十七条第二項――プライバシー権との関連
5 刑事訴訟法第百九十七条第二項――「守秘義務」との関連
6 個人情報保護条例と「貸出記録」――各自治体の対応事例
7 「貸出記録」と照会
8 令状捜査について
9 「北海道新聞」「苫小牧民報」のその後
10 国民主権・民主主義とプライバシー