闘病記の社会史
  • 発売日:2026/01/08
  • 出版社:青弓社
  • ISBN:9784787235671

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闘病記の社会史

闘病記の社会史

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    商品説明
    1920年代に登場した闘病という言葉の成り立ち、「闘う」から「ともに生きる」へのメッセージの歴史的な変容などを、多くの闘病記を丹念に読むことで明らかにする。それらを通じて、闘病記に刻み込まれた私たちと医療や社会の関係性や死生観の変化にも迫る。
    目次
    まえがき

    第1章 つなぐ・つなげる闘病記――患者主体の医療を目指して
     1 いま、なぜ闘病記か
     2 増加するネット闘病記
     3 小林麻央さんとブログ

    第2章 海外で書かれた病気体験記
     1 二つの問題意識
     2 ルース・ピカディ『さよならはまだ言わない』
     3 記者が自らのがん体験を紙面に書くということ
     4 イギリスでの闘病記に関する調査
     5 最近のロンドンで
     6 昨今、話題になったがん体験記

    第3章 小酒井不木と『闘病術』『闘病問答』
     1 闘病という社会的造語
     2 『闘病術』
     3 『闘病問答』
     4 『新書 闘病術』
     5 小酒井不木の死
     6 探偵小説家としての小酒井
     7 闘病の先覚者
     8 闘病の広がりと「「闘病」記」の出現

    第4章 結核からがんへ
     1 病に打ち勝った正岡子規
     2 岩瀬又吉『肺病征服記』
     3 『郷愁記』について
     4 働き盛りの無念
     5 闘病記という言葉の一元化

    第5章 乳がんと闘病記
     1 乳がん闘病記の内容――二〇〇〇年代初頭まで
     2 医師・小倉恒子が残したもの
     3 現代の乳がん闘病記

    第6章 闘病記を書くということ
     1 闘病記を書くことの意味
     2 書くことでのケア――臨床応用の試み

    第7章 闘病記の現在
     1 肯定的変化とレジリエンス
     2 AYA世代のがん闘病
     3 医師が書いた闘病記

    第8章 家族が書く闘病記と闘病記の将来
     1 家族が書く闘病記――悲嘆とレジリエンス
     2 闘病記の将来

    巻末資料 闘病記一覧

    初出一覧

    あとがき
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