• 発売日:2012/01/22
  • 出版社:青弓社
  • ISBN:9784787273161

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現代美術キュレーターという仕事

現代美術キュレーターという仕事

通常価格 2,200 円(税込)
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  • 発売日:2012/01/22
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  • ISBN:9784787273161
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商品説明
展覧会を企画・運営して作り上げるプロフェッショナルであるキュレーター。「学芸員」からグローバルで今日的な「キュレーター」へという1950年代から現在までの日本での変遷を追い、時代の新たな価値観を創造するキュレーターの魅力を明らかにする。
目次
はじめに

第1章 日本における「学芸員」の守備範囲
 「学芸員」と「キュレーター」
 博物館法による「学芸員」の定義とその実務
 常設展と企画展を実施する美術館での学芸員職
 企画展中心の美術館
 欧米型の美術館
 フリーランス・キュレーターの守備範囲

第2章 日本キュレーター前史――「学芸員」のはじまり/黎明期:一九五〇年代
 戦後の復興と博物館法の制定
 日本における美術館の設立
 新しい美術館像としてのニューヨーク近代美術館
 神奈川県立近代美術館の誕生
 国立近代美術館の開館
 美術家主導のグループによる展覧会
 デパートと新聞社による展覧会
 一九五〇年代の美術雑誌

第3章 「学芸員」から「キュレーター」へ――転換期:一九六〇―八〇年代
 美術表現の多様化と企画者の役割の変遷
 東京都美術館の変遷
 地方公立美術館の台頭
 国際交流基金と日本人キュレーターの国際化
 貸画廊とオルタナティヴ・スペースの時代
 草月アートセンター
 佐賀町エキジビット・スペースと東高現代美術館
 ICAナゴヤ
 進化するデパート美術館

第4章 「キュレーターの時代」――発展期:一九九〇年代
 グローバル化と日本における「キュレーター」の台頭
 現代美術専門の美術館の登場
 東京都現代美術館の開館
 多文化主義と「他者」の表象
 日本におけるアジアの表象
 フリーランス・キュレーターの台頭とキュレーターの役割の変化
 日本におけるアーティスト・ラン・スペースとアート・プロジェクトの興隆
 日本の「キュレーター」事情
 キュレーターの時代

第5章 これからのキュレーター像
 二十一世紀に入ってからのキュレーションの方向性
 開かれた美術館
 森美術館
 金沢21世紀美術館
 街中へ開かれる美術館
 ゲスト・キュレーターによる展覧会
 美術館での若手作家の展覧会
 アーティスト/キュレーターの登場
 共同キュレーション、双方向性キュレーションの試み
 美術館展覧会の差別化と領域横断化
 日本におけるキュレーターの現在
 これからのキュレーター像

東京ビエンナーレとその時代――中原佑介インタビュー
 「それが初めてなんですよ、国際展を一人でやったのは」
 「「キュレーター」なんていう言葉、当時はなかった」
 「学芸員があんまり展覧会を見ないんだよ」
 「いちばん広い面積を使ったのはクリストだね」
 「我が同僚の批評家たちが、みんな、困ったみたいだよ」

キュレートリアルな出来事の年表1951-2011

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