〈日常〉のなかの近世

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寛永から元禄にかけて生き、紀伊徳川家家老三浦家に仕えた三〇石の儒医石橋生菴。彼の日記『家乗』から、「普通」の人をとり上げる「社会史」に携わる著者が生菴にとっての「家」、婚前の恋愛、出仕、学問、娯楽、結婚と家族の悲喜こもごもを追体験することで、当時の平々凡々な人々の人生を再現する。吉永昭著『御家騒動の展開』同様、大名級の石高の陪臣の家臣団関係の表も、学術的意義を有する。
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