• 発売日:2024/07/16
  • 出版社:草思社
  • ISBN:9784794227355

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悲劇の改革者 調所笑左衛門

悲劇の改革者 調所笑左衛門

通常価格 2,420 円(税込)
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商品説明
奇跡の財政再建をなしとげるも、
西郷、大久保ら維新の元勲から「悪人」と憎まれた男の実像。
維新の大業をなした薩摩の「起点」となった人物に光を当てる傑作評伝!

江戸後期の薩摩藩は莫大な負債を抱え、瓦解寸前だった。
そこに起死回生の大手術を行なったのが、
薩摩藩家老・調所(ずしょ)笑左衛門広郷(ひろさと)である。
調所の財政改革を経て、薩摩は洋式工業の中心、日本随一の富強国となり、
のちに西郷らあまたの元勲を輩出した。しかし元勲らは、
調所を「極罪ノ者」としてその業績を抹殺し、彼の遺族を罰した。
本書は、調所の子孫や縁故の人たちからの聞き書きや史料調査を
尽くしてものした傑作。幕末薩摩の力の源泉に迫る。
目次
まえがき

第一章 調所家の来歴と薩摩藩

1 調所家の来歴と笑左衛門
調所反対派による調所関係資料の燃毀
笑左衛門の遺品
調所家の来歴と家系

2 島津七十七万石の家臣団
薩摩藩家臣団の構成
薩摩藩の郷士制度
郷士年寄たちによる藩政改革と、維新戦争
経済にうとい城下武士らと、調所一派の対立
重豪の意をうけた調所による大改革

3 兵児気質と笑左衛門の素顔
薩摩武士の勇武と偏狭
郷中制度と“ヒエモントリ”という競技
笑左衛門の青少年時代

第二章 重豪と斉宣の時代

1 重豪登場で一変した薩摩の士風
英邁進取な「蘭癖」藩主、重豪
重豪による数々の施策と傾く藩財政
驚天動地の“風俗矯正”

2 「近思録派」による復古政策
重豪の子、斉宣を支えた近思録派の英俊たち
近思録派の思想と政策

3 重豪の巻き返し
重豪による近思録派の罷免
将軍夫人という権威

第三章 財政を立て直した蛮勇

1 調所笑左衛門の登場
江戸詰での御茶道生活
昇進に次ぐ昇進
改革の大任を命じられる

2 薩摩藩財政の行き詰まり
薩摩藩の財政状況
薩摩藩疲弊の背景
笑左衛門の心根の深さ

3 大坂町人を味方に
大坂の銀主たちと重豪
「お由羅騒動記」に見る資金調達異聞
重豪・斉興が調所に下した大命
大坂町人・浜村孫兵衛への厚い信任

4 五百万両を踏み倒す
二百五十ヵ年賦の無利子償還という暴令
薩摩の財政復興に尽くした斉興
斉興と調所の偽金造り

第四章 物産・流通改革と黒糖収奪

1 調所流・合理的節約財政
薩摩藩の財務組織
冗費削減と橋・河川等の整備
南西諸島と大坂間の海運大改正

2 さまざまな物産開発と流通改革  
国産品開発への情熱
専売制強化による百姓の離散
さまざまな国産品の流通合理化
櫨の強制耕作
琉球鬱金と朱粉の密売対策

3 黒糖植民地、奄美三島
江戸中期ごろまでの黒糖専売
黒糖収奪の強化と斉宣の仁政
豪農優遇策と百姓の奴隷化

4 黒糖専売における徹底した増収策
銀主への朱印書と三島方の設置
莫大な純益と糖価維持への腐心

第五章 調所改革への不満

1 農政の乱れを正す
農村の疲弊と「上見部下(じょうけんぶさが)り」という宿弊
上見部下り廃止をめぐる調所の苦心
「定免制」復活の大号令
調所農政の限界

2 思うにまかせぬ軍制改革
給地高の有名無実を正す
琉球警備の強化と洋式軍制への転換

第六章 斉彬と調所の対立

1 調所をめぐる虚実
改革への鬱憤爆発
調所の腹心たちの悪評
日夜執務に没頭し続けた調所
反調所派によるあら探し

2 黒い噂の中での最期
斉興の側室・お由羅の評判
斉彬の襲封と調所退治の謀議
調所の死と遺族への追罰

3 お由羅騒動の怨み
家督相続問題とお由羅騒動
憎しみの中での抹殺


復刊に寄せて 調所広郷研究の深化のために 原口泉

参考文献

薩摩藩関係略年表(天保の改革を中心に)
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