揺動する国境・平和・人権

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商品説明
◆国際法のプリズムを通した法的考察◆
国際法(人権・人道・難民法)のプリズムを通した法的考察。今、世界と日本で何が起きているのか、第一人者がやさしく、そして熱く語り掛ける。激しく揺動する国際秩序の行方を、過去・現在・未来を貫くトランス・テンポラルな思考から模索。国際法に馴染みのない方々にも読み易い、人権・人道・難民法への期待と実践。
目次
『揺動する国境・平和・人権』

  阿部浩己(明治学院大学国際学部教授)著

【目次】

◆Ⅰ 入管難民法の現在

1 「避難民」という言葉の意味するもの―戦争と難民をめぐる法と政治
2 〔ウクライナ侵攻一年〕日本社会に難民迎える力―政府は差別なく支援を
3 人間の尊厳を重視せよ―国外退去強化ではなく
4 入管法改定という暴戻―変容する国際法

◆Ⅱ 安全保障の実景

5 反知性主義と集団的自衛権―立憲主義の根幹を破砕する凶行にも等しい
6 軍事化と国際人権法
7 安保関連法の成立と国際法
8 日本国憲法に国際法の規範的針路が示されている
9 安全保障の実景
10 緊急事態の悖理と法理―国際法の視座

◆Ⅲ 差別・抑圧に抗する

11 〔朝鮮学校の無償化〕問われるのは私たちの姿勢―ただちに法律適用を
12 差別的言動の法的規制
13 国際人権法と沖縄の未来
14 歴史、国際法、人権保障
15 国際人権法から見た日の丸・君が代起立斉唱拒否

◆Ⅳ 「慰安婦」問題と民衆法廷

16 日本軍「慰安婦」問題の法的責任―日韓「合意」が置き去りにしたもの
17 《平和の少女像》の設置と国際法
18 人間の尊厳重視する現代国際法の潮流映す―主権絶対免除主義はいまや過去の遺物(ソウル中央地裁「慰安婦」判決を読み解く)
19 いま、「女性国際戦犯法廷」の最終判決をどう読むか―国際法の視点から
20 女性国際戦犯法廷の地平―民衆法廷という司法プロジェクト
21 女性法廷から日本の植民地主義を問い直す

◆Ⅴ 国際規範・制度と向き合う

22 〔イスラエルのガザ侵攻再開〕集団殺害制止へ法的義務―日本も可能な行動直ちに
23 国際法はロヒンギャ問題を裁けるか?―国際刑事裁判所の苦悩と未来
24 〈解説〉ウイリアム・シャバス(鈴木直訳)『勝者の裁きか、正義の追求か』
25 恣意的拘禁作業部会―身体の自由を守る国連の砦
26 跼蹐せぬ御仁たち―「共謀罪」法と国連人権保障システム

◆Ⅵ 同時代の思索

27 過去の不正義と国際法―日韓国交正常化五〇周年に寄せて
28 国際人権法学(会)の課題と針路
29 追悼・本間浩先生
30 〈書評〉東澤靖『国際刑事裁判所と人権保障』
31 〈書評〉浅田正彦『日中戦後賠償と国際法』
32 〈書評〉申惠丰『国際人権入門―現場から考える』
33 戦争、暴力、平和―PRIMEの実践
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