法と哲学 第10号

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法と哲学 第10号
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商品説明
◆法と哲学のシナジーによる〈面白き学知〉の創発を目指す研究雑誌。創刊10周年記念号。第一線の執筆陣が一堂に集い、〈面白き学知〉を創発◆
創刊10周年記念号は、井上の巻頭言「この世界の荒海で」を皮切りに、特集1で「戦争と正義」を論じる(松元、有賀、森、郭、内藤)。特集2は、田中のカント法論を特別寄稿とし、ゲスト(加藤、松原、宇野、中山、橋本)と編集委員による座談会「『法と哲学』の「得られた10年」、そして目指す未来」を掲載。「書評と応答」(淺野、玉手、西、若松、井上)も熱い論戦で興味が尽きない。
目次
『法と哲学 第10号』

 井上達夫(東京大学名誉教授) 責任編集

【目 次】

≪巻頭言≫ この世界の荒海で―戦争犯罪に狂う報復主義と侵略に加担する宥和主義を超えて〔井上達夫〕

◆特集Ⅰ 戦争と正義―規範理論は現実といかに向き合うか◆

・まえがき〔松元雅和〕

◆1 正戦論の現代的転回とそのアポリア―修正主義とは何か?〔有賀 誠〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 現代の正戦論の定礎者―M・ウォルツァーの場合
 Ⅲ 修正主義者は何を修正するのか①―J・マクマハンの場合
 Ⅳ 修正主義者は何を修正するのか②―D・ローディンの場合
 Ⅴ ウォルツァー対修正主義者
 Ⅵ おわりに

◆2 戦争終結の正義〔松元雅和〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 終戦法規とは何か
 Ⅲ 最終手段と終戦法規
 Ⅳ 比例性と終戦法規
 Ⅴ おわりに

◆3 武力行使禁止原則の再検討に向けて―国連憲章成立過程と2010年代の武力行使〔森 肇志〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 近年の学説
 Ⅲ 米国の構想と合意の不在
 Ⅳ 近年の実行
 Ⅴ むすびに代えて

◆4 戦争における中立は道徳的か?〔郭 舜〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 中立制度
 Ⅲ 国家の中立の道徳的根拠
 Ⅳ 国家の中立と非国家主体の中立
 Ⅴ 中立と戦争の正しさ

◆5 戦争の暴力とケア―第一次世界大戦期のドイツ市民女性運動を中心に〔内藤葉子〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 帝政期ドイツにおける市民女性運動
 Ⅲ 市民女性運動の戦争協力
 Ⅳ 飢餓および生存基盤の破壊
 Ⅴ 新しい国際主義と平和主義
 Ⅵ 戦争の暴力を批判する視座としてのケア

◆特集Ⅱ 創刊10周年を記念して◆

〈特別寄稿〉
◆カントの法論による道徳と政治の媒介構想についての一考察―許容法則と虚言論争をめぐる議論との関連を手がかりに〔田中成明〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 実践理性の許容法則をめぐる議論
 Ⅲ カント=コンスタンの虚言論争をめぐって
 Ⅳ 「執行する法論」による道徳と政治の媒介構想
 Ⅴ むすびに代えて

★『法と哲学』創刊10周年記念座談会★

◆『法と哲学』の「得られた10年」,そして目指す未来

 〈ゲスト〉加藤新太郎/松原芳博/宇野重規/中山竜一/橋本祐子
 〈編集委員〉‌井上達夫/若松良樹/山田八千子[司会]/瀧川裕英/児玉聡/松元雅和

  Ⅰ 本誌創刊の背景と10年間の発展過程
  Ⅱ 本誌10年の歩みへの感想と問題提起
  Ⅲ 応答(編集委員から)
  Ⅳ 自由討議

◆書評と応答◆

◆1 郭舜『国際法哲学の復権』を読む〔浅野有紀〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 本書の概要
 Ⅲ 法哲学的論点

◆2 児玉聡(著)『COVID-19の倫理学:パンデミック以後の公衆衛生』〔玉手慎太郎〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 本書の内容の要約とコメント
 Ⅲ 一つの議論:ロックダウンについて
 Ⅳ おわりに

◆3 井上達夫『ウクライナ戦争と向き合う』―〈正義を遅らせるもの〉としての国際法について〔西 平等〕

 はじめに
 Ⅰ 戦争違法化体制とは何か
 Ⅱ ウクライナ戦争へのあてはめ
 おわりに

◆4 雉も鳴かずば撃たれまい―江口聡氏へのリプライ〔若松良樹〕

 Ⅰ なぜ雉は鳴くのか
 Ⅱ 狭所恐怖症
 Ⅲ 高所恐怖症
 おわりに

◆5 規範理論の哲学的再検証―三批判者への応答〔井上達夫〕

 緒  言
 Ⅰ 逆説こそ真なり―高橋評への応答
 Ⅱ メタ倫理学は進歩したのか―杉本評への応答
 Ⅲ ‌道徳的意志は規範理論にどう位置づけられるか―湯浅評への応答
 結  語
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