序文
導入 検知可能性の敷居にて
ネガティブ実証主義/フォレンジック・アーキテクチャーに向けて/ドローン・ヴィジョン/視覚の治外法権化/ドローン攻撃のパターン/解像度のヴェールの下で/記憶の建築
第1部 フォレンジック・アーキテクチャーとは何か
亀裂――最小抵抗線/紛争調査員/スタロ・サイミシュテ――逆さまになった地平線/フォレンシス/カウンター・フォレンジックス/屋根へのノック/関与する客観性/白リン/フォレンジック・ターン/目撃者=証言者の時代/サイドナヤ――シリアの拷問刑務所の内部/フォレンジック・エステティクス/イメージ空間/以前と以後/アメリカとロシアによるシリア空爆の位置特定/アブ・ラーマ――映像からヴァーチャル・モデルへ/パターン/カウンター・パターン/フィールドの因果性/グアテマラ――環境的暴力/国家対景観/廃墟における真実
第2部 パレスチナにおけるカウンター・フォレンジックス
フォレンジック・ジレンマ/建築家に対抗する建築的実践/政治の形態と力/「対抗地図作成術」/先例/ガザのピラミッド/逆さまの廃墟/ローフェア/ナクバの日の殺人事件/交差点/ラファのハンニバル/ラファ、暗黒の金曜日、2014年8月1日/時間軸/囚人のジレンマ/解き放たれたハンニバル/イメージ空間/大気――爆弾雲解析/底土――地下の人間狩り/死者を殺すために/そのころ……/あとがき――否認としての裁判
第3部 地上の真実
「国家に対抗する部族」/乾燥線/紛争の沿岸線/気象学的痕跡/ナカブ/ネゲヴの集落,植生,降水量/ベドウィンのナクバ/干魃の政治/政治的センサーとしての植物の活力/1998年、2002年、2008年、2014年におけるアル゠アラキブ地域/植民地主義と気候変動/ナカブ/ネゲヴの歴史の気候/天候の証言/オリエンタリズム気象学/地球写真/軍事考古学/検出可能性の敷居にある生/あとがき――「一瞬」のゆっくりとした暴力
注
訳者解題