まえがき
第1章 FITバイオマス発電の概況
1 バイオマス利用の概要
2 輸入バイオマス発電とは
第2章 木質バイオマス発電のCO2排出量の算定
1 木材・木質バイオマスの燃焼により、石炭より多いCO2を排出
2 木質バイオマス発電の燃焼によるCO2排出量
第3章 燃料生産地の課題
1 輸入ペレットの急増
2 輸入ペレット生産地の課題
コラム ベトナム木質チップ工場の実情
コラム カナダ・ブリティッシュコロンビア州のペレット工場―貴重な森が含まれる土地から多くの丸太を調達
コラム インドネシア・スラウェシ視察レポート
3 生産地の課題まとめ
第4章 持続可能性の確認方法
1 FITガイドラインと持続可能性ワーキンググループ
コラム パーム油認証とFIT
リポート 地域住民とNGOによるパーム油発電反対運動の成功の軌跡
2 FITバイオマス持続可能性基準をめぐる動き
第5章 海外の状況
1 EUREDⅢ
2 EUDR
3 EUDRとカナダの原生林伐採─政府が独自の「森林劣化」定義に動く
コラム 森林バイオマスのエネルギー利用に関する科学者のレター
コラム 韓国政府がバイオマスエネルギー政策を転換―輸入木質バイオマスへの補助金を停止・削減
コラム バイオエネルギーの気候・自然リスク─国際的なサステナブル投資家ネットワークも懸念
4 BECCS(バイオマス発電由来CO2の分離・回収・貯留)
コラム CCSの経済合理性、安全性についての懸念
第6章 木質バイオマス燃焼による気候変動への影響評価─算定方法の再検討
1 温室効果ガス算定方法における対象と期間─国別インベントリ、
事業者インベントリ、ライフサイクル評価
2 ネットゼロ目標
3 森林部門の「ネットゼロ」とは
4 生物由来CO2排出量の企業としての報告
5 自然吸収の算定方法
6 木質バイオマス燃焼時のCO2排出ゼロという考え方
7 土地利用変化による排出量の計上
コラム 林地残材、製材端材、建設廃材などの燃焼によるGHG排出について
8 燃料材の帰属可能な算定範囲とは?
9 影響評価の再検討 ベースラインのインベントリ分析がゼロでない場合
コラム CDP「気候変動質問書」とバイオマス燃焼のCO2排出─多くの事業者が適切な報告をせず
第7章 木質ペレットに関わる爆発・火災事故
第8章 今後の木質バイオマス利用
1 バイオマスの利用法
2 バイオマスの熱利用─2050年カーボンゼロに向けた熱分野の脱炭素化
3 今後のバイオマス利用の方向性
あとがき