神秘ではない、物理的な武術の技術!
太極拳・形意拳と共に
内家三拳と呼ばれる著名な中国武術・八卦掌。
その特徴的な力(勁)の意味・使い方を
化勁(かけい)という代表的な技術をテーマにして
賀川雅好先生(日本八卦掌研究会)が丁寧に解説していきます。
化勁とは、一般的には力の吸収・無効化というイメージがあります。
ですが最終的な目的は「小さな力で、大きな力を出すこと(賀川雅好先生)」。
その実際を簡潔な理論と説得力のある実用例と共に説明していきます。
さらに八大掌・八母掌という二大套路で養った
「螺旋の動き」が技として「どのように活きていくのか」を
太極拳・形意拳との関連と共に、かつてない分かりやすさで解説。
また八卦掌創始人・董海川(とうかいせん)と梁派の祖・梁振蒲が
得意とした秘術・岱手(たいしゅ)の実際も分かります。
八卦掌を学んでみたいという方はもちろん
・中国武術の使い方を知りたい
・武術ならではの巧みな技術が知りたい
という方に、是非見ていただきたい内容です。
梁派八卦掌とは…初代(董海川)の最晩年弟子・梁振蒲(八卦掌第三代伝人)の流れを汲む
八卦掌の流派。以正撃斜、借力発勁の特徴を持つ
CONTENTS
■岱手…八卦掌の秘術
【岱手とは何か】
【用法例と力の使い方】
■化勁…小さな力で大きな力を出す
【勁…化勁の基本となる勁】
【截(接)勁(剛勁の一種)…相手の力を受け止める】
【沾粘勁…相手の力に粘りつく】
【勁…相手の力を受け流す】
【螺旋の力…螺旋勁による化勁】
【借勁…力を借りて崩す】
【遊身掌…螺旋勁の極致】
【四両発千斤…小さな力で大きな力を出す】
■八卦掌の套路
【老八掌(馬傳旭老師伝)】
【単環掌】
【連環掌】
【龍形掌】
【六十四手】
【子母陰陽鶏爪鴛鴦槊】
■八卦掌の対練法
【吸化掌】
【旋腕】
【鉄臂功】
【以正撃斜】…八卦掌の戦闘原則