はじめに
金はきれいに使って、残さない
第1章 どうせあの世にゃ持ってけないんだから
――私の金銭観と財布事情
・医者で900冊以上の本を出しても、貯金がゼロの理由
・ケチケチするより収入を増やしたほうが断然いい
・金は天下の回りもの。金を使っているほうが金が入ってくる
・自分の力でいくら稼げるか。働き続ければ老け込まない……など
第2章 老後不安の呪い
――誰も教えてくれない老後の現実
・マスコミが煽り続ける「老後悲惨」キャンペーン
・なぜかテレビでは生活保護の受給をすすめない
・政府がかきたてる「老後破産」という妄想
・「老後2 0 0 0 万円問題」は杞憂にすぎない
・お金を「見える化」すれば、それだけでも不安は減る……など
第3章 そもそもお金とは?
――お金は肥料と同じ。ばら撒かない肥料はただのうんこ
・お金は使ってナンボ。金を使わないのは犯罪です
・お金は神様が授けてくれた運。自分のもんだと思うのは大間違い
・日本人がケチではなかった「一億総中流時代」
・宵越しの金を持たない日本人が、金を貯め込むようになった理由
・ケチな経営者のせいで「格差増大時代」へ……など
第4章 70歳からの賢いお金の使い方、減らし方
――無駄なことには使わず、自分を幸せにするために使う
・「もっとお金を使えばよかった」と死ぬ前に後悔する高齢者は少なくない
・子どもが独立したら保険を見直したほうがいい
・毎年受けている人間ドック、本当に役に立っていますか?
・元気でいるために70過ぎたら健康診断は受けない
・医者ではなく自分の体調と相談して、なるべく薬は減らす……など
第5章 最高の人生をつくってゼロで死ぬ
――「お金をたくさん残せて良かった」と思いながら死ねますか?
・波乱万丈の人生を送ったカーネル・サンダースの選択
・アメリカの金持ちが好む「お金を残さない生き方」
・金を残して名前は残らない日本のお金持ち
・子どもへの遺産は不幸しか生まない
・最晩年の財産はお金ではなく楽しい思い出……など